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sideなし



行ってしまったAを3人は見つめていた。


硝「……手袋しててよく分からなかったけど」

悟「ん?」

Aが見えなくなったところで硝子が口を開いた。


硝「あの子、手に包帯巻いてたかもしれない。」

傑「それはまたどうして?」

硝「わかるわけないでしょ。……けどこの一件通して見ると……ねぇ…」


困った様に笑う硝子に悟と傑はAが行った後を再度見つめた。









一方Aは体操服についた砂を手ではらい落としていた。


既に元の制服へと着替えていたAはふ〜…と深くため息を吐いた。


ある程度綺麗になったジャージをバッグの中にしまい、上履きを脱ぎ、靴下も脱いだ。



『…………』


A自身の足は無理に動かしたからか青紫色が濃くなり、見るからに痛々しい。


ちゃんと治さないと今後もこんな事があったら怒られてしまう。


もう一度深くため息をついたAは靴下を履き直した。



Aが靴下、上履きを履き終えたと同時に携帯がなった。



先程とは違い、ピロンっとなった携帯を開くと新着メール一件と表示されていた。

家の人からだった。


浮かない雰囲気でAはメールを開くと、





・〇〇駅から約200mの廃墟ビル 2級

・××公園の近く 1級

・△△通りの裏路地あたり 不明





と簡潔にかかれていた。



普通の人なら首を傾げるであろうそれをAは瞬時に理解した。


直ぐに夜蛾を探しに行き、メールを見せると夜蛾は特別外出許可を出した。

本来ならば学校側が任務をだし、それに従うのが普通なのだがAだけは例外だった。



頭を下げてから小走りで行ったAを夜蛾は何処か心配そうに見ていた。

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終わりの芝生(プロフ) - きゃんでぃべあさん» 夏油くんなら真顔で人の精神余裕で抉ること言ってきそうだなって思ったので……ありがとうございます!頑張ります! (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - 成瀬さん» ありがとうございます!! (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - トサカ頭に悪い奴はいないさん» うわぁ!嬉しい!!ありがとうございます!!頑張ります! (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - 黒猫静さん» ありがとうございます!神だなんてとんでもない笑頑張ります! (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんでぃべあ(プロフ) - 夏油くんのぶりっ子ちゃんに対しての言葉が面白かったです(笑)ストーリー性めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2021年1月10日 18時) (レス) id: f7948ae81a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:終わりの芝生 | 作成日時:2020年12月30日 13時

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