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最近横浜が騒がしい
どうやらマフィアの倉庫から
武器が盗まれたらしい
「私には唯の密輸業者にしか見えませんけど…」
「いいや、よく見てご覧。5人一組、背を合わせて行動しているだろう。これは戦場でよく見られる。おそらく相当の手練だ。」
「手練だかなんだか知らねぇが全員ぶっ潰せば良いだけだろ?」
「そうはいかないんだよ、諸君。」
双黒の二人は首領室にて、マフィア倉庫前に取り付けられた防犯カメラを見ていた。
双黒、私、そして首領の4人で今回はどう落とし前をつけようかと会議を重ねる。
「現時点ではまだ分かっていることは少ないからねぇ…。そうだ!今回のこの件、Aちゃんと君ら二人でやるっていうのはどうだい?」
「「「え?!」」」
「それは名案ね!やるじゃないリンタロウ!」
「と、言うことだから。何か分かり次第すぐに報告するように!」
「かしこまりました。」
「わかりましたー。」
「はい。」
「君らまだ若いんだからもっと元気に言えばいいのに〜」
「私はこれでいんです!私がいない間も仕事してくださいよ?!わかりましたか?!」
「わかったよぅ」
***
「まずは情報収集ですね…どうします?」
「やっぱり潜入するしかねぇか…?」
「治さん…どう思いますか?」
「どうもこうもないでしょ。倉庫にはマフィアの脳味噌である安吾のコードが使われたわけなんだから。」
「安吾さんを…」
「拷問かァ…」
「私がやる。安吾の拷問は、私が。」
「治さん………無理しないでくださいよ?」
私がそういった瞬間、治さんの携帯に連絡が入った。
織田作之助からだ。
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作者名:あさ x他1人 | 作成日時:2019年12月31日 23時