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カタカタカタカタカタ
夜11時 A 4徹目
太宰治とかいうやつ…
何で上司に仕事を押し付けるかなぁ…
恨むよ
ていうか、仕事押し付けて何してるんだろ。
この前は女といて、その前は川流れてて、更にその前は女といて、その前は川流れてて…
いや、自 殺か女じゃねえか
あーお風呂入りたいいい
すべてが終わる!!!
カタッ
『おわっ「Aちゃーん」たあああああああああ?!?!』
「わぁ、大変そうだね!」
『誰のせいですかホントに。』
「いやぁ、いい川を見つけたら思わず飛び込みたくなってしまってね?」
『そういうところ直したほうがいいと思いますよ』
「ごめんごめん!じゃあ、お詫びにイイトコ連れてってあげるよ」
『イイトコ…?』
'''
そういって治さんにつれていかれたのは、お洒落なバーだった。
『素敵なところですね〜』
「だろう?よく友人たちとここに来るんだ。」
『治さんの友人…?!』
「いるわけないとか思ってるでしょ?」
『絶対いないと思ってましたし、いたとしても中也さんぐらいしかいないと…』
「ええ?!中也?!中也は、ちょっと無理かなぁ…」
『私ずっとお友達なんだとばっかり思ってました…すごい仲がいいから…』
「仲良くしてるつもりはなかったんだけれどなぁ〜」
『でもこの前恋バナしてたじゃないですか〜』
「ええ?!」
『お二人共同じ人を好きだったなんて驚きました!』
「え、え、どこから聞いてた?」
『「恋愛の話をしているのだよ!」らへんですかね』
「あ、ああ、それなら大丈夫だな。」
『その時のお二人、楽しそうでしたよ?二人に惚れられた女性がちょっとだけ、うらやましかったです。』
「そっかぁ…じゃあ、Aちゃんはもし私か中也か選ぶならどっち?」
『うーん……中也さんかなぁ?』
「え"え"っっっ」
『だって治さんは仕事押し付けるし女とばっかりいるし付き合っても絶対浮気するし、自 殺するし大変ですもん。』
「じゃあ、それをもうしないって誓ったら…?」
『その時は………考えますね』
「へぇ〜、そうなんだ。ふ〜ん」
『多分治さんの好きな人もそう思ってますよ!』
「わかったよ。じゃあもうしないって誓うよ。」
『…?何で私に??』
「ん〜、まあ、そのうちわかるよ。きっとね」
帰りは家まで治さんが送ってくださった。
夜遅いのに、有り難いことだ。
これはモテちゃうよ。
彼女さんが羨ましいなぁ…
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作者名:あさ x他1人 | 作成日時:2019年12月31日 23時