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【パーツ】8 ☆ ページ37

「いけません、王子さまの綺麗な手が接着剤で汚れてしまいます。」

「大丈夫だよ。出来る出来る。」

笑いながら、早速接着剤をにゅるっと小さなトレーに押し出す。

いや。出来る出来ないの問題ではなく、一国の主である方にさすがにそれはさせられないという意味だったのだけど、ゆづ王子は構うことなく私より慣れた手付きで、器用にラインストーンをピンセットで扱ってゆく。

「あれ?手袋用の布はどこだっけ。」

そんな中、不意にジョニーさんが探し物を始めた。
あちこち見て回るのだけど見つからないようなので、私は目の前のゆづ王子が気になりつつも、声をかける。

「ジョニーさん、私も探しましょうか?」

「いいのいいの。あ、隣の部屋だったかな。」

そう言って、この部屋の中にあるもう一つの扉を開けて、材料を保管している部屋へ行ってしまった。

「んしょ…っと、お。上手く出来た。へへ、どう?」

その間に、ゆづ王子が早くも羽のパーツを一つ完成させる。

見て見て。と、つまんで色んな角度から眺めていると、ラインストーンが照明に反射して、キラッと光った。

「わ、綺麗ですね…。」

「てかさ、もっと紫色を足してもいいかも。」

真ん中の筋の部分だけでなく、羽毛の部分にも幾つかラインストーンを着けていくその手先の器用さに見とれていると、真っ黒だった羽があっという間にキラキラしたパーツに変身してしまった。

「ゆづさん、これって元々ニジンスキーさんの羽ですよね。」

「あ、分かる?」

「分かりますよ。」

一応ジョニーさんがまだ戻っていないことを確認しつつ、小声で話す。

するとゆづ王子が手を口許にあてて、ひそひそ声で衝撃的な…というより、非現実的なことを告げた。

「実はあの時さ。夢の中で魔界の王さまに会ったんだよね。」

「魔界の王さま…。」

ニジンスキーさんではなくて??

…でも以前、魔女の美姫さんからもそんな言葉を聞いたような気がして、斜め上を見ながら記憶をたどる。

「眠ってる間に色々話したんだわ。そしたら俺のこと、自分に似てるっつったんだよ。」

似てる…。

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鹿(プロフ) - みなみさん» どうなるんでしょう?!フリーどうなるんでしょうか!昨日はなかなか寝付けず、今日は遅めに起きました^^;朝のニュース、ずっとイチローさんで、ちょっとがっかり!? (2019年3月23日 8時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - サルコウが…サルコウがぁぁぁ…!点差が大きいな…。一面に書かれる言葉を気にしていたゆづだけど、全部イチローさんに持っていかれましたね。やっぱりイチロー引退には勝てないよね。そうか、イチローが引退か…。野球ファンでなくとも、結構おおきいな、これは。 (2019年3月22日 8時) (レス) id: 42f93678ff (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» 以前より、声が良くなった気がします^^そうとう使ってるなと思ったんですが…。(絶対家で歌いまくってると思われ)早く日本に帰ってこないかなー! (2019年3月18日 17時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 心菜さん» すごい!現地観戦だなんて!楽しんで応援してくださいね^^帰国はまだかなー。ニュースも目が離せないですね! (2019年3月18日 17時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - あっちもこっちも見るところがいっぱいあって、王子はやきもちやいちゃいますね。雪肌精のCM、素敵ですね。芝居の台詞はダメでも、ナレーションは心地よい声で向いてる気がします。引退後はあちこちから引っ張りだこでしょうね。 (2019年3月17日 19時) (レス) id: 42f93678ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鹿 | 作成日時:2019年2月15日 20時

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