検索窓
今日:21 hit、昨日:19 hit、合計:370,805 hit

35 ページ36

_______________________




「…このイヤリング、どうしよう。」




お隣に引っ越してきた、虎杖さんがくれたイヤリング。
虎杖さん曰く、女友達の付き添い兼荷物持ちで出かけた際に
女友達さんが被りで買ってしまって、
自分に彼女も居ないのに1つ貰ったとのこと。


虎杖さんが先程言っていた言葉を思い出す。


虎杖「もしそれが女の子向けのイヤリングでも何でも、
例え男もんでもさ、異性から貰ったもんを俺が彼女にあげるとかサイテーじゃん?……まぁ。うん、俺にはカノジョいないけど。」



(でも、似合うって言ってくれた。)




「お兄さんなんて言うだろう。お兄さん、嫌がるかな。」



手のひらでキラキラと輝くシンプルなイヤリング。


そういえば、装飾品を今まで私が身につけていたことは無い。

あんまりお出かけしないのもあるけど、
お兄さんも指輪とかネックレスとか、してない。


お兄さんは眼が良いようでメガネを付けなきゃ
少しストレスになって疲れちゃうって普段メガネを
愛用しているみたいだけど。



どうしよう、どこにしまおう。
少し大人っぽい綺麗な初めてのもの。

これをお兄さんに見つかってもいいのかな、
お兄さんはこれをどう思うだろう。

複雑な顔をするだろうか。似合うね、良かったねって
言ってくれるのかな。




悟「ただいま」


「ひゃ…?!」


後ろから暖かな温もりを感じる。


私が考え事をしているうちにお兄さんが帰ってきたようだ。



「お兄さんおかえりなさい、!
今日もお仕事お疲れ様、だいすきだよ」


悟「んー、僕も好き。
…そのイヤリング、何?」



「あ、えっとこれは…」


パッと手のひらを視界に入れる。
隠すよりかは隠さずに全て正直に言った方がいいよね?



「えっと実は、、」





悟「これ、僕のじゃないよね。僕はこの家に女の人を
連れ込んだこと、絶対ないよ。



…どこで拾ったの?」

呪術小説 新作のお知らせ→←34



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (504 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1504人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:tsuki | 作成日時:2020年11月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。