日常茶飯事…一ノ瀬零夜 ページ4
誰もいない廊下を歩く。
書類を渡すために宮本さんの自室に向かっていた。宮本さんの自室まで来るとドアの前に立ちドアをノックする。
「宮本さん、今入って大丈夫でしょうか?」
と声をかけたが言葉は返ってこない。
「……いつもの朝の素振りでいないのか」
と宮本さんが自室にいない理由をあげる。朝からよく訓練出来るな。
確かここ二、三日目書類がたまっていると言っていた気がする。疲れていないだろうかと心配していると何かが壊れる音が聞こえて来た。
「この音はまた宮本さんが竹刀を割った音だな」
少し呆れ顔になる。宮本さんが今週竹刀を割ったのは、もう何回めだろうか。少なくとも100回以上は割っていると思う。もう日常茶飯事だからこの音にも慣れたが。
多分割れた竹刀を多分ゴミ捨て場に捨てに行くから多分帰って来るのはまだ時間がかかるだろう。
ここで待っているのも時間が惜しいし違う書類でも整理しにいくか。
そう思い自分の自室に向かった。
【3月29日更新】【かげね。】
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すとろべり-(プロフ) - 更新しました! (2018年6月4日 12時) (レス) id: c48c36fb49 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべり-(プロフ) - 更新します! (2018年6月4日 10時) (レス) id: c48c36fb49 (このIDを非表示/違反報告)
雪抹茶(プロフ) - 更新しましたー! (2018年6月2日 19時) (レス) id: 9248342184 (このIDを非表示/違反報告)
雪抹茶(プロフ) - 更新しまーす (2018年6月2日 18時) (レス) id: 9248342184 (このIDを非表示/違反報告)
松宮カナメ - 更新しました (2018年5月21日 14時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
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