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澄んだ朝の空気…神凪 ページ3

「…ん?」


どこからか聴こえてくる何かの破壊音にて目が覚める。


「もう朝か…ん〜」


両腕を上に上げ伸ばすと少しスッキリする。

下を向いた拍子に落ちてきた長い髪を後ろに払いつつ障子を開けて太陽の光を浴びる。

目を閉じて音に集中するとどこかしらで起き出している奴らもいるようだ。もうすぐここも騒がしくなる。


「もう八重は起きてるだろうからあの音は八重だろうねぇ…」


さて、今日はどこに逃げようか、なんて考えながら部屋へと戻り着物へ着替える。

髪も梳かし紙紐で高くひとつに括る。


「さーてと、顔でも洗いますか」


今日も一日騒がしい日になりそうだと思いながら小さく口角を上げ歩いて行った。
この調子で誰かと出会わなければいいのにと思っていると正面から急いでいる八重と会った。


「あ、神凪じゃねぇか」

「やぁおはよう。八重」

「おーおはよう。珍しいなお前が起きるの早いなんて」

「そう?まぁ何でもいいけどさ、急いでたんじゃないの?」

「あぁそうだった!書類片さないと行けねぇんだ」

「ふぅん…大変だね」

そういうと八重は神凪をじとっと見つめる。
その視線に首を傾げると、


「お前が壊したものの書類もあるんだかな?」

「さぁ知らないねぇ」

「こらぁ!!」

「はいはい分かったから、早く戻りなよ」

「む…今日はちゃんと居ろよ!」


言い残してから八重は再びは急いで戻って行った。

何となく今日は忙しくなりそうだと思いながら神凪は歩を進めて行った。


【3月28日更新】【白舟】

日常茶飯事…一ノ瀬零夜→←朝の空気と書類の束…宮本八重



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すとろべり-(プロフ) - 更新しました! (2018年6月4日 12時) (レス) id: c48c36fb49 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべり-(プロフ) - 更新します! (2018年6月4日 10時) (レス) id: c48c36fb49 (このIDを非表示/違反報告)
雪抹茶(プロフ) - 更新しましたー! (2018年6月2日 19時) (レス) id: 9248342184 (このIDを非表示/違反報告)
雪抹茶(プロフ) - 更新しまーす (2018年6月2日 18時) (レス) id: 9248342184 (このIDを非表示/違反報告)
松宮カナメ - 更新しました (2018年5月21日 14時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神様の依頼箱 x他13人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年3月17日 12時

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