Lv.22▼.ハーベストフェスティバル ページ24
ランガがリムル様を連れて街へ戻ってきて、リムル様が座所へと運ばれる。
すぐに任務だと駆けて行ったランガを見送りながら、じぃと主の姿を眺める。
不定形・複雑な色に変化し、落ち着き、もうどれほどの時が経ったのか、正確なところを把握している者は誰もいない。
《告。個体名:リムル＝テンペストの
響いた“世界の言葉”に安心したのも束の間。急激に襲い来る眠気。
なるほどこれは、抗えそうもない。
「ぐ、なんだこれは？」
「＿＿ッ！?これが
意思に反してふらつき眠りにつこうとする体をどうにかもたせる。
必要ないとはわかっていても、起きていなければならないと思ったのだ。
ぱちぱちと瞬きを繰り返しながら、眠気に抗えば、残るは私とベニマル君のみ。
『ッ、ベニマル、く、ん、』
眠気に抗いながらも一心にリムル様を見つめるベニマル君に声をかける。
「…A、か、」
言葉少なに、互いの存在を認識するように。
決して眠ってしまわぬように、私たちはそのひとを見つめ続ける。
そのとき、見つめていたリムル様の身体が光を放つ。
眩しさに目を細め、その光がやんだ時、そこには天上のうつくしさを醸す、ヒトリの人物がいた。
さらりとなびく銀の髪は月光の色をたたえ、美しい瞳がこちらを見下ろしていた。
《告。後は任せて、眠りにつきなさい》
頭の中に直接流れ込んできた、そのことば。
深い安心感と、逆らうことを許さない絶対性。
それは大賢者＿進化を終えた『
倒れ伏した身体がしゅるりとスライム形態に戻り、視界がぼやける。
抗う間もなく、私は彼らと同じように、進化の眠りについた。
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諒輔 - 更新してー (1月1日 10時) (
レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - 面白すぎる！続きいいい (11月8日 18時) (レス) @page27 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - さいこーーーーーー！！！ (11月5日 21時) (レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
珠梨(プロフ) - 細石さん» ディアブロカウントダウン！ (9月30日 12時) (レス) @page27 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 初めまして。一気に読みましたので感想を。…………面白すぎだろッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!((失礼いたしました。とても面白い作品ありがとうございます。これからもどうか頑張ってください。 (2022年12月11日 18時) (レス) @page21 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)
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