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広く静かな朝に、貴方と2人だけ
知らない街の知らないところ
ただ静かな田舎町のログハウスの中のベッドで目を覚ました。
「マヒロくん、私達これからどうするの?」
マヒロ「そうだな、とりあえずここはどこか確認しないと」
誰もいそうにない、ホコリが見えるくらい古いのに綺麗なログハウスだった。
なぜこんなところに飛ばされたのか
はたまたここはどこなのか
全く分からないのに…
「…うん///」
貴方と2人なだけでこんなに心が暖かい
「…ていうか!誓いって魂の移動でしょ?私達の体はどうなるの?」
マヒロ「…おそらくベッド以外の誓いは体ごと飛ばされる。俺はオーナーと誓いを唱えた時、ベッドにいなかったから体ごと飛ばされたんだ。」
水篠さんとこの摩訶不思議な誓い。
分からないことはまだある。
それにこの時だって、いつまで続くかなんて分からない
「分からないけど…マヒロくんのことはもっと知りたいわ、きっと貴方が私の一番星よ」
マヒロくんは少し照れているのか、耳を赤くしていて可愛らしいわ
マヒロ「俺だって、セナをもっと知りたい」
マヒロくんの手が私の手の上に置かれる。
心臓が分かりやすく飛び跳ねる。
こんなはずじゃ…なかったはずなのに
運命なんて信じない。
私はいつだってそう言ってきたはずなの
でも思ってしまうのは
この人が運命の相手だったら…?ってことばかりで
私は私が思うより、単純なのね…
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます!私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…! この二人は、どうなるんでしょうか…?! 更新、頑張って下さい!めっちゃ応援してます…! (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年1月25日 21時