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「マヒロくんを知っているの!?」
男「あぁ、あいつお前と会ってから毎日ここに来ているんだよ」
え…?
「そ、そうなの…?」
男「そうそう、でも毎回誰とも踊らないですぐ帰るんだ。多分…あんたの事探しているんだと思う」
「私の事を」
あれから、マヒロくんは何回も約束を果たそうとしていてくれたんだ。
私がまさか星の国の王の子供だとは知らずに…
「彼とはどうしたら…!」
男「マヒロは星の国に行ってからかな、ここには来なくなったよ」
「…そうですか」
やっぱりだ…
男「何?あいつに会いたいんか?」
「えぇ」
でもこれじゃどうこう出来ないわ
意地でも会わなきゃ気が済まないって言うのに!
こうなったら…!
「お兄さん…どうしよう…♡」
男「…/////ズキューン」
男「俺にまかせろ!」
「…ほんと?」
お兄さんは仮面舞踏会の奥のスタッフルームへ連れて行ってくれた。
そこにはたくさんの機材が並んでいて、狭く暗い部屋だった。
「…ここは」
男「ここには開催時間を知らせる放送機材があるんだ。マヒロの住んでいるところにも放送される」
「え!?…てことは」
お兄さんは笑顔で言った。
男「電波ジャックだ!!☆」
「ええええええ!!!!」
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます!私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…! この二人は、どうなるんでしょうか…?! 更新、頑張って下さい!めっちゃ応援してます…! (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年1月25日 21時