恋とオリオン【名前変換オリジナル】

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「ほんっっとに嫌よ！なんで隣町のお坊ちゃまと婚約しないといけないの！？」






ソラ「貴方、一応時期女王なんですから」





一応は余計よ…



でもなんで、私は望んで女王になっているわけじゃないのに…ただ私は誰かに本当の自分を見つけて欲しいだけなのに









「…こんな婚約、絶対にしたくない」





ソラ「わがままですね」



「えぇ！そうよ悪い！？」








私は1度きりの人生を棒に振りたくはないのよ


どんだけ私が甘やかされて育っていても
どんなに高価なものよりも






私はちゃんと恋がしたいの

好きな人が欲しいの

ドキドキしてみたいの

恋人になって愛を囁きたい







普通の人が出来ることが、私はどんなに手を伸ばしても叶わないものなのね









ソラ「…貴方は本当に女王らしくないですね」









「う…うるさいわね！」







私はそのまま部屋に入り、扉を勢いよく閉めた。




そして、そのままベッドへ行き
パタンと倒れ込んだ。


力が抜ける…








月の国が半分破壊された時を思い出した。




対立関係になってから、お父様の権利で
邪魔なものはとことん潰された。



そして特に対立し合っていた月の国の南側が半分ほど破壊された。









特に思い入れもないけれど
お父様には逆らえない


だからこんな運命も受け入れなければいけない

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