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マヒロside
あれ…俺はさっき星ヶ崎のお城に侵入して…
王に謝罪させようとしたのに…
なんでか、セナがいたような気がして…
そのまま気を失って…
「…ハッ!!!」
ここはどこだ…!?!?
俺は起きると、白いベットの上にいた。
静かな白い空間に俺は不気味な気持ちになる。
「お、おい!誰かいないのか!?」
動こうにも、腕には点滴が着いていて動けない。
するとカーテンの向こうから誰かの影が見えた。
――シャッ
カーテンが開くと、そこには金髪の美少年がいた。
誰だこいつ
「…あんた、誰だ?」
?「…うわ、口の悪そうな奴…お嬢様はこんなのがいいのか…?」
お嬢様…?なんのことだ
「お前、ここはどこだ?」
ソラ「僕はソラ、このお城の使用人だ。お前は侵入者とかいう不届き者にも関わらず、お嬢様の命令で医務室で休ませてやった。」
なんだこいつ…すっげぇ上から目線だな…
「俺は戦士だ…よく助けようとしたな」
ソラ「…お嬢様の命令なので」
「ずいぶんとワガママで物好きなお嬢様だな」
?「…悪かったわね」
え…
この声…は
昨日の仮面舞踏会、綺麗なジャンデリアの下。
共に踊り、笑いあった。
薄ピンクの毛色にオッドアイの瞳の可愛らしい女の子
彼女の笑顔が眩しくて、可愛くて守りたくなった。
まさか…
セナ「…怪我はどう?マヒロくん」
こんな悪夢、早く覚めてくれ。
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます!私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…! この二人は、どうなるんでしょうか…?! 更新、頑張って下さい!めっちゃ応援してます…! (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年1月25日 21時