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マヒロside
数時間前に遡る。
母「あんた、今日本当に行くの?」
「当たり前だろ?少しでも他の戦士の力になりたい。星の国は全然反省しているようにも謝罪もしないんだぞ?許せない」
母「…もういいのよ、父さんのは仕方ないんだから…」
「仕方なくなんてない、星ヶ崎があんな事しなければ父さんはまだ大好きな仕事を続けられたのに…!」
母「マヒロ…」
俺の父さんは国と国の交流関係を維持する仕事をしていた。
父さんの大好きな仕事だった。…なのに月の国と星の国は対立してしまい、父さんは多忙で色んな場所を行ったり来たりしていた。
月の国は星の国への戦争を申し込んだ。
そんな時に星ヶ崎が放った爆弾でこの国の半分は消滅した。俺たちは無事だったものの、父さんは …
「俺は許さねぇよ、ずっとな」
いつか俺は、星の国に謝罪をさせて和解させる。
そうしたら父さんと同じ仕事をするのが夢だ。
昨日出会った女の子、セナ
彼女のことはよく知らないがすごく心惹かれたんだ
きっとまた会える。だから今は戦士として頑張るしかない。
「行ってくるよ、母さん」
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます!私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…! この二人は、どうなるんでしょうか…?! 更新、頑張って下さい!めっちゃ応援してます…! (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年1月25日 21時