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ソラ「お嬢様、こっちです!」
「ちょ、待ちなさいよ…」
私はドレスの裾を持ちながら階段を駆け上がった。
エレベーターは侵入者により止まってしまった。
私の部屋は5階なの、ただでさえ運動神経が良くないのに…!
「はぁっ…はぁっ…」
息が切れる。ソラが心配してるわ
ソラ「お嬢様、私がお姫様抱っこして運びましょうか?」
「…へ?」
ソラは平然とそう言った。
ソラ「ふふっ…耳が赤いですよ」
「か、からかったわね!?///この変態使用人ー!」
ソラってば…たまに予想外な事をするんだから!
そうこうしているうちに
私達は5階まで上がってきた。
ソラ「お嬢様、ご自分の部屋に厳重に鍵をかけてください。万が一のことがあったらすぐに使用人に連絡をお願いします。」
「わかったわ、ありがとうソラ」
ソラ「当然の事をしたまでです。」
私は自分の部屋に入り、すぐに鍵を閉めた。
きっとすぐに戦士の侵入者は追い出されるだろう…
でもなんだろう、やっぱりショックだわ
マヒロくん…まさか君は戦士だったなんて
まだ平民だったら、もしかしたら私の正体を明かしたとしても許してもらえたのかしら
分からないわ…
でも戦士である限り、貴方は星の国を恨んでいる事になる。
運命は時に残酷なのかしら…
だったらこんなの運命じゃなくていいのに
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます!私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…! この二人は、どうなるんでしょうか…?! 更新、頑張って下さい!めっちゃ応援してます…! (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年1月25日 21時