プロローグ ページ1
瞬く星達の中に
たとえば私が混ざっていたとして…
光るものも何も無い私を見つけてくれる人は
いるのかしら
ソラ「セナ、起きてください」
「んんっ…ソラ?」
ソラ「今日は乗馬の稽古だって前もって言ったのにも関わらず、寝坊ですか」
私は重たい体をゆっくりと起こし、眠たい目を擦る
生まれつきの薄ピンクの髪の毛にオッドアイの瞳
私は星ヶ崎セナ
今は22歳
ここ、星の国の国王は私の実の父親である。
私は時期女王として毎日稽古をしている。
お城からなかなか出られないのは別に構わないけれど
…退屈
だって、美味しくても食べ慣れたものを食べても
ワクワクしないでしょ?
それと一緒よ
だから私はいつか、とっておきの恋がしたい
私はこの限られた人生で
運命に逆らって恋をしてみたいの
ソラ「…そういえばお父様がお呼びでしたよ」
「なんの用よ、意味の無く呼ばないで欲しいけれど」
ソラ「そうやって言ってみたら?」
「言えるわけないでしょ」
お父様には逆らえない
だってお父様は向かいの国
…月の国の半分を破壊した。
1人言うことを聞かせるなんて簡単なのよ
「…行きましょ」
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます!私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…! この二人は、どうなるんでしょうか…?! 更新、頑張って下さい!めっちゃ応援してます…! (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年1月25日 21時