【呪術廻戦】猫、始まりました

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自販機まで来たのでついでに学長室まで来てみた


部屋の主は先程始まったばかりの打ち合わせに同席しているためまだまだ戻っては来ないだろう


この学長室のドアにはペット用ドアが取り付けてあるので職員室やみんなの部屋みたいにカリカリしなくていいから実は割と気軽に居座ってたりする


最初こそ夜蛾学長の見た目にビビっていたが、手元を見てすぐに分かった


あ、この人多分良い人だなって


そこからは急激に仲良くなったように思う


中に入ってみても誰もいないのでとても静かだ


なんだか急にみんなに会いたくなってきた


学長室を出てみんなのいる教室へ向かおうとした時だった


突然首の後を引っ張られ体が宙に浮いた


「ワフッ！」


いつの間にいたのか目の前には玉犬白


浮いている足元を見ると黒い前足が見えた


私を咥えたまま歩き出す玉犬黒(多分)


この二匹が来たという事は恵くんが私を探しているんだろうか


白は嬉しそうにしっぽを振りながら黒と私の周りをウロウロしている




「よし、よくやった」


しばらく歩いていた黒が立ち止まったと思えば恵くんの声が聞こえた


優しく地面に降ろされ咥えていたところを舐めてくれる黒


白は相変わらず嬉しそうにウロウロしている


「A！やっと会えた！！」


野薔薇ちゃんのこんなに大きい声は久しぶりに聞いた気がする


あ、嘘。昨日五条先生にメンチ切ってた時に大声出してた


膝に乗り抱きしめてもらう


こうやって抱きしめてくれる人がいるのは幸せだ


「こっちいなかったって事は五条先生Aのこと連れて会議でも出てたんかな？」


「いくら五条先生でも流石にないだろ」


さすが五条先生だよね、猫連れて打ち合わせ出ようとしたよ


「そんな事してたら教師、というか大人として終わりね」


相変わらず生徒にボコボコに言われてるけど日頃の行いってこういう事なんだなって改めて思いました。

あれ、作文？



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