お飾り16 ページ18
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カスタマイズしてない高専の制服に黒のニーハイソックス
顔を真っ赤に染め恥ずかしそうに震えている
瞬間夏油の頭にはあるはずのない記憶が駆け巡った
〈初めまして夏油くんこれからよろしくね〉
〈夏油くん強くて凄いなぁ。憧れるよ〉
〈あ、あのね、私夏油くんのことが＿＿＿＿〉
初めて会った時笑顔で握手した
優しい同級生はいつも私を褒めてくれた
告白する時は耳まで赤くなって凄く可愛かった
他にも初デートの時はとか修学旅行ではなど夏油にあるはずのない記憶が流れ込む。(俗に言う東堂現象である)
実際はAは高専に通ったことなんてないしそもそも年下なので同級生にはなれない
『だ、旦那様？』
突然固まった夏油にAはあわあわと慌ててしまう。この歳で制服なんて着て引かれたかもしれない美々子様と菜々子様には絶対喜ばれると言われたけど嫌われたかもしれないと内心焦っていた
夏油「・・・美々子と菜々子の仕業かな？」
Aの髪を撫でながらにっこり笑う夏油
『あ、はい。あの、最近旦那様に家事を任せてばかりで何の役にも立てていなかったのでどうすればと相談したらこの格好で癒してあげれば喜ぶと助言を頂きまして』
癒されましたか？と首を傾げるAに夏油は深いため息をつく
あの双子は一体どこでそんなことを覚えてきたのかそして素直に従うAもAである
夏油のため息に何を勘違いしたのか慌てるA
『あ、も、申し訳ありません。私のこんな格好見たくなかったですよね25歳になるのに女子高生の制服に浮かれて恥ずかしい、気持ち悪いですよね・・』
夏油「違う！」
『あ、はい』
じわぁと目に涙がたまるAを見て夏油はすぐさま否定した。あと浮かれてたのか可愛いなと内心思う
夏油「驚いただけだよ。気持ち悪くなんてない似合ってるよ」
そう。驚く程に似合っていた。元々童顔なのもあるが小柄なのも相まって現役高校生と言われてもなんら不思議ではない
ただ夏油はその可愛さと無防備に癒したいなんていうAに処理が追いつかなかっただけだ
寝室は同室にはなっているがそういうことに発展したことはなくプラトニックな関係を続けていた
こんな所で手を出す訳にはと耐える夏油に思いのほか喜ばれた旦那様はコスプレが好きなのだとまた大きなすれ違いが生まれていた
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ぱぴ子(プロフ) - お願いします続きくださいまじで最高です (10月16日 19時) (
レス) @page32 id: 7ff67b8293 (このIDを非表示/違反報告)
M - 続きが見たいです。お願いします (2022年12月30日 17時) (レス) @page32 id: 56a51bd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 拗らせ具合がほんとうに好みすぎます(@_@。ぜひ続きを！！！！！！ (2022年11月11日 11時) (レス) id: a7ebf70cf1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 続きが見たいです！！！！！！！！！(」ﾟ∀ﾟ)」ﾎｼｲｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!! (2022年10月20日 2時) (レス) @page30 id: 4bbd9f6009 (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - ｯ続き…_:( _ ́ཫ`):_続きをｫｫ…お恵み下さいませ…( ´ཫ` )ｸﾞﾊｧ (2022年7月18日 20時) (レス) @page30 id: d61ef6835a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年7月2日 22時
