【黒○】もう我慢、しないから【悪女主】

story 8 ページ9

主人公side






桃井「嘘…大、ちゃんが……？」



ごめんねさつき

こんな事、聞きたくなかったよね


でも…

これを言っても貴女は私の味方でいてくれる？


大好きな幼馴染みを裏切ってでも…

私の味方でいてくれるの？



『うん、信じたくないだろうけどホントだよ。あの時黒子君、動画撮ってたよね？』


黒子「…気付いてたんですか」


『ったりまえっしょwあんな堂々と撮られちゃあね。皆はお前がおふざけで撮ったと思ってるみたいだけど？』




黒子「…なんか、変わりましたね」



変わった？


私が？







…ああ そうか

前迄は皆の前だから無意識に理性にストップが掛かってたのか


こんな私…

きっと嫌われるだろうから


でもね






『変わってないよ。

もう……







───我慢してないだけ』






私はもう、我慢しない






2人は顔を見合わせて頭の上にはてなを出した


そりゃそうなるよな


『ねぇ、さつき。黒子君。



…こんな私を知っても、味方してくれる？

青峰君の事、裏切れるの？』




｢「ｯ…！」｣



『さつき、無理しなくて良いんだよ。

さつきは私の…"大切な友達"なんだから。


無理なんて…して欲しくない』



桃井「A…！」




さつきはまた顔を俯かせて、少しの間静かになった


すると




桃井「私は…









Aの味方だよ」



『!!…さつき、ありがとう』


黒子「勿論、僕もです。

悪い事をしているのは…彼らだ。


騙されてる事を疑いもせず、君を裏切った。



だったら君も…裏切っていい筈ですよ、復讐して

いい筈ですよ」


『黒子君…』




そうだよね


てか、復讐の事までバレてるなんて思わなかったわw

流石人間観察が得意な黒子君



そしてさつきも、それは同じ意見だったみたいだ




『2人ともありがとう。


改めて宜しくね？



さつき！テツヤ！』




そう言って私は微笑んだ


あれから初めて笑った




そうだね

これからは自信持って明るくして良いんだ！




私達は他愛ない話をしながら学校に向かった



『あ、その前に！ちょっと寄り道いっスか！？』


桃井「全然いいよ〜(性格変わってなんか戸惑うな笑)」



私が寄り道した先は




近くの公園






公園って四つ葉のクローバーあるよね！


でも今回探してるのはそれじゃないんだな!!((謎のﾄﾞﾔｱ✧






私が探してるのは









シロツメクサ

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