歌い手でセンラーの私が幼馴染の身内が○○だった件について 3 【センラ】

なんでいるの･･･？ ページ24

栞菜side


ｺﾝｺﾝ


『はーい』


ｶﾞﾁｬ


顔をあげたら、

3人がいた･･･




なんでいるの･･･？




耀登「大丈夫か？」

華帆「これ花と果物！」

蓮太郎「元気？」


なんで


『元気だけど･･･』


私は、

3人に言う


『なんできたの？先生言ったよね？来ないでって？』


華帆「言われたけど、どうしたの？栞菜じゃないみたい･･･」


『私は、私だけど。』


心の中がぐちゃぐちゃ。



耀登「怒らせたようなことをしたのはごめん。栞菜を喜ぶ顔が見たくて。」



ありがと。


でも、言葉にすることができない。



『私は、3人と一緒にいることが苦しい。』



こうしないとでも、

自分が責められて。


結局は、自分を守るための方法でしかなくて。



蓮太郎「俺たちは、栞菜のことをそんなに苦しませてたのか･･･？」


『ごめん･･･』



本当は、そんなこと思ってない。

いじめられたくないから。


華帆「今日は、帰るね。ごめん。苦しい思いをさせてたの知らなかった。
でも、私たちは、いつでも待ってるから！」


『ありがとう･･･待たせて貰う･･･』


3人は帰って行った。



3人に刃を向けなきゃ、

私を保つことが出来なくて。



来てくれたこと、

本当は嬉しかった。



でも、いじめられることを考えると

怖くなって。



あの3人が好き。





自分が嫌い。





矛盾を抱える。

考えすぎて、あたまが爆発しそう。




『ごめん･･･ごめんね･･･』



自分しかいない

病室に

謝り続け、

目から大粒の雫を沢山生み出す。

ーーーーーー

？？？「あいつに金曜日の8時ごろ」

金曜日。→←あいつ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す