歌い手でセンラーの私が幼馴染の身内が○○だった件について 3 【センラ】

それから･･･ ページ21

次の日の朝になると、

耀登入院なの!?
華帆入院は何日くらいするの?
蓮太郎お大事にな!リハビリあるだろ?頑張れよ!


みんながLINEをしてくれた。

嬉しいと思う自分 と 死にたくなる自分がいる

本当の自分は、どっちか分からなくなってくる。

こんな自分が嫌だ･･･


なんで私に優しくしてくれるの･･･



栞菜みんな!ありがと!入院は4週間くらいで、リハビリあるよ!完治するまで1ヶ月半もかかる･･･。とりあえず、頑張る!


とりあえず、LINEも返す。



そうだ、部活の先輩に電話しよ。



スマホを取り出し、電話をかける。



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ



先輩「もしもし？栞菜？こんな早くにどうした？」


先輩が出た。


『もしもし･･･』


私は、怪我のことを話す。

もちろん偽り。


『だから、先輩たちの試合できないです。』


先輩「そうか･･･」



先輩は、低く言う。


『本当にごめんなさい･･･私の不注意でした。』


先輩「栞菜と一緒にプレー出来て良かった！楽しかった！
ベスト4に入れたのは、栞菜のおかげだと思う！」


『先輩･･･』


先輩がそんなことを思ってもいなかった。

なぜか、泣けてくる。


先輩「泣くなって！！今度は、栞菜がいなくても、ベスト4入る！
そして優勝する！だから、着いてきて！」


『ありがとうございます･･･練習たまに顔だしますね･･･』


先輩「あったら、元気な顔して来いよ！」



先輩ってこんなんだったけ？

暖かく感じた。


『元気な顔して出しますね！本当にごめんなさい！本当にありがとうございます！』


先輩に少し励まされた。






私は、毎日嘘を吐き続ける＿＿＿＿

今日さ･･･→←死にたくて

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す