歌い手でセンラーの私が幼馴染の身内が○○だった件について 3 【センラ】

･･･ ページ18

センラside


俺は、病院にきている。

ストーカーみたいになってるけど。



とにかく、栞菜ちゃんのことが心配で。


電話を掛ける。



『もしもし･･･』



電話にでてくれた。



センラ「大丈夫か･･･栞菜ちゃん･･･配信聞いとったで。」



『はい、大丈夫ですよ。センラさん。』



いや、絶対に大丈夫やない。

嘘ついとる。



センラさん「本当は、大丈夫じゃないのに･･･！嘘をついたらアカンで？」



俺は、本当に心配してる。

好きな子だから。



『そうですね、ごめんなさい。』


センラさん「俺の前で、強がなくていいんよ？」



強がり。

素直になればいいのに。



『ありがとうございます･･･』


センラさん「ていうか、部屋どこなん？」


『えっっ？？』


センラさん「病院に今来てんで。お見舞いに行こうかと思って。
耀登は、いないからね。」



耀登は、家族で外食。

誘われたけど、仕事も遅れ、配信も聞いてたから、

断った。



『センラさん、嬉しいです。けど、弱々しい姿見せたくないです。』


センラ「俺は、栞菜ちゃんに会いたいんや。だから、どんな姿だっていいよ。」


『わかりました･･･。164号室です。』


センラ「わかった！すぐ向かうな！」

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