後輩が俺に惚れない【五条悟】

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硝子side




五条「おい硝子！！！
女子って何したら惚れる！！」


硝子「はぁ？何急に……あー…(察し)」


夏油「こら悟、もっと静かに入ってこないか」




ﾊﾞｧｰﾝ!!!!


と


すごい音をさせて教室に入ってきた同期、五条悟



こいつは今二個下の後輩を自分に惚れさせようと必死だった




夏油「壁ドンするとか言ってなかったか？」


硝子「失敗したの？」


五条「ドキドキするっていわれたけど顔が真っ青だった
あと壁にちょっと穴あいた」


夏油「それ多分生命の危機を感じたんじゃないのか」





教室に入ってきた五条は


私の机の前に立ってじーーーっと眺めてくる



正直うざいしきもい





夏油「女の子…っていうか
だいたいの人は距離が近いとドキドキするものじゃないのか？

あまり乱暴なのはよくないけど。
悟の壁ドンは乱暴すぎたんだろ」



五条「乱暴なのが好きってやつもいるだろ！？」



夏油「Aはそうじゃないってことなんじゃないの？」



硝子「……」





こんなクズと事故チューした挙げ句
目をつけられてしまったAは

心底気の毒だと思う



けどごめん、A


多分今何かアドバイスしないと
こいつずっとこのままうるせーわ





硝子「……前にA本人が」


「「！！」」





"『おでこをコツンって合わせられるのってドキドキしません？

されたことないですけど。

憧れのシチュエーションなんです！！』"





硝子「って言ってた」


五条「本、人…？？まじか？？？」


硝子「まじ」


五条「や…やるじゃん硝子！！！！」


硝子「うるせー暴れんな」





「今度任務で
一緒になったときとかにしてやろ！！！」



とかほざいてる白髪(しらが)男





硝子「(…A、ごめん)」




今度ご飯奢るからね

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