【APへタリア】会長、定期考査のお時間です。【男主】【アーサー・カークランド】

Utopia-××→次回予告 ページ47

「……はははっ………落ちたもんだなぁ、羽瀬川っ！！









＿＿残り数分で、戻って来れるかよ？」









「嫌だ……こんなところで諦めたりなんてしないっ！！俺は“皆を救う”んだっ！！」









……悪魔のような会長の策略に、ついに引っ掛かってしまった羽瀬川。









＿＿仲間は、信じるものなのだ。









＿＿史上最高の展開を見せたコロッセオの運命は＿＿









＿＿＿＿＿
＿＿＿





「おやめくださいっ！アーサーさんっ！！」









「……うるせぇよ。お前が俺の事鬱陶しく思ってたのは知ってるんだよっ！！









……お前の階級、IRに下げてやるよ。覚悟しとけっ！！」









……たった一度気持ちがすれちがったせいで、こんな事になろうとは。









……絶っても断ち切れない蔦は遂に彼にまで＿＿









「……会長、どうして俺と…？」









「……お前は知らなくて良い。」









「………祖国様の事、大切に思ってなかったんですか？」









「＿＿うるせぇよ。引き裂いたのはお前だろうがっ！！」









＿＿＿＿＿
_____





「……うふふ、お前の頼みなら断れないね♪その代わり、今度の昼飯抜きな！」









「………うるせぇ、俺様は護るために生かしてもらってんだよ。









＿＿だからそのためなら、何だってしてやる。」









＿＿＿＿＿
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「どうして私ばかりこのような目に逢わねばならないのですかっ！！」









「………HAHAHA! ……本当に許す訳なんて、ないじゃないか。」









「………アルっ！！お前…いい加減にしろっ！！」









「……俺でさえすぐに理解したのに、どうして会長は分からないんですかっ！！」









「嫌です…もう……うわあぁぁぁぁっ！」









「………Aっ！！どうしちゃったの！？おかしいよ……」









………あんなに晴れていた空も、









いつの間にか曇天になり、









ポツリと雨が降ったかと思えば、









それはすぐに雷雨となる。









……雲行きの怪しくなる学園生活。第三章、『会長、疑心暗鬼のお時間です。』開演。

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