【APへタリア】会長、定期考査のお時間です。【男主】【アーサー・カークランド】

Utopia-65→期待しないでください。 ページ32

「……ねぇ、ギルは俺に殺されたいわけ？」









「な、何だよ！お前これ来たら絶対人気急上昇だぞ！！なぁ、菊？」





「……えぇ、これは表彰圏内に入れますよ。ついでに写真撮らせて戴きたいですね……」









「A絶対似合うから着てきなよ〜可愛いよ？何ならギルベルトに手伝ってもらったら？」









「……それは…ちょっと………」









ギルの手に握られた服が…うん。多分俺連れてきたのコレが目的だよね。そうだよね(確信)





「ほらほらA〜とりあえず試着しに行こうぜ？俺様も付いてってやるから〜……」









「あぁもう分かったよ！着れば良いんでしょ着れば！！」









やけに張り切ってるな〜…って思ったんだよ！もう…俺何でこんな格好してコロッセオ出なきゃいけないの！！









しかもちゃっかりアレまで持ってきてるし！！何処にあったのそんなもの！！









「……ギルは俺が呼ぶまで入んないでよ？」





「え〜…何だよ？俺様が手伝ってやろうと思ったのに〜……」









……男の着替えなんて見て何が面白いのさ！！別に一人で着替えられるし…着たことあるし！！









「結構ですっ！！」









試着室のカーテンシャアァァァって閉めて断ち切って改めて例の服たちを見ました。見ましたよ。









俺絶対合わないと思うんだけど…いや、ゴシック系は好きだけどさ…どうして………









「とりあえず、着るか………」









……うわ、ちょっと重いな…見てる分には可愛いけど、いざ俺が着るとなると一気に抵抗が……









ご丁寧な処置も施されててねぇ…丁度良さそうだけど、後はコイツらか……









「………3枚も履くの？マジで？」









ペチコートかよ。ってかマジでこれはペチコートだよ。履いたらめっちゃふわふわで可愛いよ。可愛いけど俺全然合ってないし！！









あ、ペチコートって言うのはね、ギルと貴族がシュレジェン巡って争ってた時代らへんで身分高い女性がドレスの中に履いてたスカートみたいなもん。




スカートを膨らませる為に履いてたものなんだけど……気になった人はグー○ル先生で調べてみようね！









鏡見てみるけど…服が浮いてるよ。マジで浮いてるよ……そしてカーテンらへんが動いた…だと？









「あ！ちょっとギル覗かないでよ！！馬鹿っ！！」

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