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「おい虎杖ィっ！」
釘��の声でﾊｯと我にかえる。視線が俺に集まってるのが恥ずかしくて、素早く手を引いて姿勢を正した。
『きつね…、、』
何故か"きつね"と呟いて目を開いたAさん。泣いてたけど、どんな夢だったんだろ。
「大将、具合はどうだ？」
ひょっこりと俺達の間をぬって薬研が枕元に擦り寄る。虎杖を押し退けるように反町さんも顔を出す。
『あれ？反町さん…あ、…報告追加してください』
『良いデータ取れましたか？って』
「貴方…やっぱり気付いてたのね。」
寝起きににっこりと微笑むAさん。反町さんは少し驚いたように声を上ずらせていたけど、"ごめんなさい。止められなかった"と漏らした。
『反町さん悪くないから。』
俺達の知らないところでもAさんは戦っているんだと、そう思った。
体が辛いはずなのに反町さんに心配をかけまいとにこにこするAさん。
「ちょっとそれどういうことよ。Aさんは誰かにハメられたってこと！？」
『野薔薇。私は大丈夫だから』
何かに気付いたのか釘��が鋭く声をあげる。それでも彼女は穏やかに釘��を宥めて波風を立たせなかった。
俺には不思議でならなかった。
Aさんを苦しめるものは何なのか。
反町さんとAさんは何を隠しているのか。
「Aさん、林檎食べますか？」
『え！？林檎！食べるっ！！』
伏黒…空気読めよ。
今までの流れを聞いてたのか知らねぇけど、黙ってんなと思ったら林檎切ってたのかよ！
自然な流れでAさんの上半身を起こす伏黒。
そこに薬研が小さな林檎を差し出す。
お前ら仲良いかよ。
『白山君も平気そ？』
シャクシャクと音を鳴らしながら薬研の方を向いてそう口を開く。意外と元気そう。伏黒、表情筋どうにかしろ。
「あぁ、俺っち達の方に出てた祟りも消えた。安心してくれや」
その声に心底安堵したのか、いっとう嬉しそうに笑ってみせた。
実際、遡行軍の動きが止まることはないのでこんのすけと刀剣男士が密かに出陣している事は黙っているらしい。
直ぐにバレることだけど、今は静かに療養が必要だからなんだとか。
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さんふね(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさんコメント有難うございます！今の所オチは決めてません。。オチを作る予定が無かったもので…五条さんコールが強ければそのようなお話になるかと思います(´▽`)これからもどうぞ宜しくお願いします (2021年7月13日 20時) (
レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年7月12日 0時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
さんふね(プロフ) - 皐月さん» 皐月さんコメント有難う御座います！更新速度が落ちているこの作品ですがそのように言って頂けて有り難いです。これからもどうぞ宜しくお願いします (2021年4月23日 16時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 私の中で「どなたか書いてくださらないかなぁ」と、ムラムラ(笑)してた呪術廻戦と刀剣乱舞のクロスオーバー。神作品を書いてくださり、本当にありがとうございます！御無理はなさらず、更新頑張って頂けたらこれ幸いです^ - ^ (2021年4月14日 22時) (レス) id: d0dd666c8e (このIDを非表示/違反報告)
さんふね(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» コメント有難う御座います！とっても嬉しいです！！有難う御座います！(大声)今後とも宜しくです (2021年1月27日 23時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんふね | 作成日時：2021年1月24日 21時
