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片時も離れたくなくて、キッチンに立つAの近くをあてもなくフラフラする。
「翔太？どうしたの？」
「いや、べつに」
「ふーん？」
Aははいはい、と笑うとそのまま料理を続ける。
こうして、なにも話さずただ同じ空間でいるだけで幸せで、自分でも気づかないうちに口元が緩む。
「ね、翔太」
「なに」
「さっきからニヤニヤしてんの気持ち悪いんだけど？」
Aにそう言われ、慌てて口元を押さえる。
「ニヤニヤしてねーよ、」
「そーかなー？」
口元を押さえていた手にAの手が重なる。
「ほら、」
悪戯に笑うAがスーッと俺の唇を指でなぞる。
その瞬間、必死に堰き止めていた理性が崩れて、溢れ出す。
「しょ、た」
重ねた唇の隙間から短く発せられたAの声も諸共飲み込む。
初めは乱暴に重ねるだけのそれが徐々に互いの体温が交わる深いものに変わっていく。
「Aがいけないんだからな、」
ずっと我慢してる俺の気持ちなんて、Aはきっとそれの10分の1も知らなくて。
俺がどんな気持ちでAのことを思っているのか、もっともっと感じて欲しくて。
言葉に出来ない俺はただこうして行動で示していくしか出来ない。
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さーや(プロフ) - み い .。*さん» えぇぇありがとうございます！めめくんって呼びたくないですか？で、ここぞというときに名前で呼んで困らせたい。笑 (2020年2月21日 12時) (
レス) id: 4528227f28 (このIDを非表示/違反報告)
み い .。* - このお話好きすぎて2時間も読んじゃいました(笑)"めめくん"呼び、、、最高ですね、、、() (2020年2月20日 16時) (レス) id: 5421e01398 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - AisnAikさん» コメありがとうございます！翔太くん落ちですねーいけるか、書けるか？！頑張ってみます！笑 (2020年2月7日 20時) (レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
AisnAik(プロフ) - すごくおもしろいです！めめもむくわれてほしいですが翔太くん落ちがいいです！ (2020年2月7日 15時) (レス) id: 01c8673035 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - なつみさん» コメありがとうございます！めめ幸せにしたいですよねー！笑 本当どうするか決めずにただ書き続けてる状態ですが、これからもお付き合いいただけると嬉しいです〜！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーや
| 作成日時：2020年2月5日 12時
