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ーAsideー
協力者って一体…？
シロのこと？でもシロだっら今更って感じだし、もしかして
旧校舎に帰る道中、私は頭を抱えた。
___「これから君には喰種抹消のためではなく暗殺のためだけに動いてもらう。いいね？」___
頭を振ってグラウンドに向かって走った。
グラウンドではみんな汗を流して必死に体育という名の訓練を受けていた。
その姿を見てなぜか安堵する。
「早かったな」
『烏間先生』
「なんの話だったんだ？」
『…詳しくは言えませんが、なんだかすごく嫌な予感がするんです』
無意識のうちに自分を抱きしめていた。
相変わらず寒さを感じることのできない肌に鳥肌が立つ。
烏間は黙って本校舎の方を睨みつけていた。
ー
帰りのHRでタコ先生が私たちのテストの出来を褒めてくれた。普段からあまり褒められることのない私にとってはそれがくすぐったくて、異常なほど嬉しく感じた。
「5教科で皆さんが取れたトップは5つです。早速暗殺を始めましょうか。4人のトップの皆さんはどうぞご自由に」
「おい待てよタコ。5教科トップは4人じゃねーぞ」
「にゅ？4人ですよ寺坂くん。数、英、社、理、国合わせて「あ゛ぁ？アホ抜かせ」はぁ…？」
「5教科っつったら数、英、社、理あと、家だろ」
「か、家庭科ぁぁあぁぁあぁあああぁぁ！？！？」
その発想はなかった…。
「だぁれもどの教科とは言ってねぇよな？」
「クックックッ、クラス全員でやりゃよかったこの作戦」
珍しく笑う綺羅々は相変わらず可愛い。
「ちょ、ちょっと待って！家庭科なんて…」
千葉が業に耳打ちする。業はニヤリと笑ってこう言った。
「なんてって失礼じゃね？殺せんせー。5教科最強の家庭科さんにさぁ」
「そうだぞ殺せんせー！」
「約束守れよ！」
「一番重要な家庭科さんで4人がトップだ！」
「合計触手9ほーん！」
陽菜乃の呑気な声が柔らかく漂う。
「きゅ、9本！？ひ、ひぇええええぇぇ」
「それと殺せんせー。これはみんなで相談したんですが、この暗殺に、A組との賭けの戦利品も使わせてもらいます」
「…what？」
ー
期末の後は程なく一学期の終業式。だけど私たちには、やることが残っている。
早めにみんなで本校舎の体育館に移動しある人物を待つことに。
「誰が話しに行く？」
「俺らで行ってやる」
寺坂は綺羅々、吉田、村松を連れて彼らを待ち伏せに行った。
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eye(プロフ) - 名倉さん» ありがとうございます！夢主ちゃんの複雑な感情が伝わってよかったです。更新頑張ります！ (2019年5月25日 0時) (
レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
名倉 - part7おめでたうです！ 真相が明らかになっていく...！ 夢主ちゃんの感情がひしひしと...こう、ひしひしと伝わってきて、すごいなぁと思います。eyeさんのペースで更新頑張ってください！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: c1e6d1df23 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - よつぎさん» ありがとうございます！なかなか物語が進まず申し訳ないです…！完結目指して頑張ります！！ (2019年5月20日 1時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
よつぎ(プロフ) - いつも、楽しみに読ませてもらってます！Part7でも、更新頑張って下さい！応援しています！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: 1767016ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年5月19日 22時
