【実.況者】俺らの幼馴染みが馬鹿すぎた件【最/俺】 (ページ9)

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#09 -幼馴染み組- ページ9

『こぉぉぉちゃあああん！』

こ「おぉ！久しぶりじゃん」

こーちゃんと久しぶりすぎる再会。
お互いの予定が合わなくて最俺ハウスでも会わなかったから、私のテンションはめっちゃ高い。

『こーちゃんだぁぁ！』

こ「え、ちょっ…A？」

『ひやっはーぁぁ！』

テンションが世紀末寄りになる。
だって、大好きなこーちゃんと会えたんだよ！？

こ「頭やべぇよ」

こーちゃんは笑いながらそう言う。
はあぁっ…！生のこーちゃんだぁぁ！
私のテンションはヒラくんでさえ、抑えられなくなっている。

ヒ「ちょっと、落ち着こ？」

『無理。こーちゃーん』

私はこーちゃんに抱きつく。
…柔らかい。
こーちゃんは私に抱きつかれたことには驚いていないようだ。
それもそうか…毎度毎度お馴染みのことだからな。

こ「A、ゲームすっか？」

『するっ！』

こーちゃんとゲームだぁ…。
うわぁい！

ヒ「え、俺も入れてよっ！」

『え、どーしよっかな』

ヒ「…」

ヒラくんは半泣きだ。
かわいすぎて死んでまうっ…！
うつむくヒラくんを私が尊い目で見ているとこーちゃんのツッコミが入る。

こ「あんまりヒラいじめんなよ」

『おかん』

こ「違ぇよ！」

私はときどき思う。
こーちゃんがおかんで、フジくんがおとんで、キヨくんが兄貴で、ヒラくんがペットの家族だったらいいなって…(真顔)。

『ヒラくんがかわいすぎて、ついついいじめたくなるんだよー』

ヒ「いい迷惑だよっ！」

はぁっ！もぉ、かわいすぎるわっ！

こ「本当A変わんねぇな」

『そう？』

ヒ「たしかに…。出会ったときから変わったところって、年齢と美人度が増したってとこだけだもんね」

…“美人度”ってなんだ？
ヒラくん頼む。日本語喋ってくれ。

こ「それな。かわいいから美人になったよな」

は？こーちゃんまで…。
2人揃って何語でお話しているのでしょう。
私はかわいくなんかない！

ヒ「そーいえば、中学のときさぁ…」

ヒラくんとこーちゃんは思い出話の沼にはまりこんでしまい…。
結局はゲームなんか出来ずに、最俺実写の収録時間になってしまった。