#38 -最俺 TOP4- ページ38
キヨくんが「最俺ととぷふぉを集めて、最俺ハウスで飲むからお前も来い」と命令してきました。
なんでそんな男7人のところに女が1人で行かなきゃなんないのよ!
って思いながらも、ちゃっかり最俺ハウスに来ています。
キ「よぉーし!王様ゲームすんぞー」
みんながいい感じに酔ってきた頃、キヨくんが掠れた声でが叫ぶ。
ヒラくんとレトやんはめっちゃ乗り気だ。
大天使と神様がいっしょにはしゃいでる姿はまじ尊い。
ガ「俺帰ろ」
『何でっ!?』
急にそんなことを言い出すガッチさん。
いくら何でも急すぎません?
ガ「王様ゲームは若いやつらでやって下せぇ」
ガッチさんはおじさんみたいなことを言うと本当に帰って行った。
ヒ「まぁ、いいや始めよー」
まぁいいやで終わらせるんだ…。
かわいいからどんなことしてても許すっ!
こ「俺もパスー」
『何でだよ!』
こ「面倒だもん」
キ「強制参加」
キヨくんはソファーに寝転がったこーちゃんの頭をぽんと叩きそう言った。
なんかかっこよく見えるのは酒のせいですか…?
キ「はいお前ら引けぇー」
キヨくんは割り箸の入った箱を回す。
いつそんなものを準備したんだか。
ちなみに私は3番。王様は…?
ヒ「俺王様だぁ」
そのときのヒラくんの顔はめっちゃゲスかった。
普段のかわいいヒラくんはどこへやら…。
ヒ「1番と4番がキスー」
男だらけのこの場所でキスって…。
キ「俺だ」レ「俺や」
キヨくんとレトやんはハモってそう言う。
2人は顔を見合わせ、嫌そうな表情を浮かべる。
ヒ「男同士だったから触れるだけでいいよ」
ちょっと待て。私が当たってたら触れるだけじゃ済まなかったってこと!?
ヒラくん恐ろしっ。
キ「命令だから…許してレトさん!」
キヨくんはレトやんの後頭部を掴み、自分の方へ引き寄せる。
それだけで腐女子は大興奮だ。
レ「キヨくっ…!」
キヨくんはあっさりキスをしたが、レトやんは顔が赤い。
え、嘘…。レトやんキヨくんのこと好きとかじゃないよねっ!?
フ「キモいから次いくべや」
私の冷めぬ興奮をフジくんの冷静な声が断ち切った。
フジくん…さらっとキモいって……。
続く
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作者名:紫燕-sien- | 作成日時:2019年11月28日 12時