01-特一級危険異能者 ページ4
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異能特務課内でバタバタと靴の騒がしい音が、鳴り響いている。
その音はだんだん、丸眼鏡をかけ頭を手で抑えている男の方へ近づいている。
男も察したのだろう。
肩で息をする後輩に呆れながらも、体を向けた。
「坂口先輩！少しお聞きしたい事が…」
「何ですか」
坂口と呼ばれた男は、呆れながらも話を聞いている。
そして、やや不機嫌だ。
「鈴木Aの監視は一体誰が行っているのか、気になったもので……
女は、《鈴木A》と書かれた
「彼女なら、武装探偵社の社長が直々に監視していますよ」
すると女は驚き、つい声を漏らしてしまった。
「社長自らがですか！」
「あまり大声を上げないでください
こっちは今日で四徹目何ですから……」
「すすみません…」
「……彼女は、特別なんです
僕にとっても…そして武装探偵社にも」
坂口は
すると、不思議と
「四徹のせいなのか、それとも……」
「え？」
坂口は何かを思い出すように、目を閉じた。
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＿＿俺は、彼女と約束した
一生幸せする、なんて軽々しく口にするもんじゃなかった
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＿＿私は、彼を愛してる
一生彼の傍に居たいだけ、なんだよね…
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作者名：成 瀬 苺 花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sari5271/
作成日時：2019年2月13日 17時
