【芥川龍之介】この度、僕の妻になりました。

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私は、ベットにて龍くんに押し倒され、手を拘束され、触れるだけのキスをされた。





貴方「い！いきなりすぎるよ！！」





龍くんは、何食わぬ顔で、返答する。





芥川「僕は、気にしない。」





いや違うって…………！！





貴方「龍くんのことじゃなくて！


いきなり襲ってくるって、本当に何！

付き合ってもいない男女が、することではないよ！」





そう龍くんが、勝手に私を拉致して、龍くんの家に同棲している。





芥川「何を言ってる。僕と約束しただろ。」


貴方「だーかーらー！小さい頃の約束なんて、大人になったら忘れちゃう人多いの！

気にしなくて、いいんだよ？


龍くん。

貴方は、本当に好きな女性と結婚しなさい！」





私と、龍くんは恋仲の関係でもないし、婚約を交わしたこともない。


のに、左指にはキラキラ光る物がついている。

それには、触れないでおきたいのが、本心だったりする。





芥川「僕はAしか、女は知らない。」


貴方「ひぐっちゃんが、いるじゃない！」





龍くんは、たまに仕事の話をする。



その時に、よく「樋口」「樋口」って言ってるじゃん。


この前だって、私が、

「樋口って、どんな人」って質問したら、
「金髪の女、部下。」と淡々と答えてくれたじゃん！！









芥川「樋口は、違う。」





龍くん、ひぐっちゃんは女性だよ？





貴方「いや、さ？





ひぐっちゃんを何だと思ってるの？」


芥川「部下だろう。」


貴方「あーもう！」





私は、顔を横に向ける。

と、龍くんは、私の両頬を手で戻し、キスを落とす。





芥川「兎に角、Aは僕の妻だ。」





だそうです。

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