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貴方.
「私が目を離した隙にこんなことになってしまって……」
「すみませんでした」と皆に謝るマネージャーさんの服の裾を、ぎゅっと握る。彼女が悪いわけじゃないし、私も一人で何とか乗り越えられると思い込んでいた。だから誰にも相談しなかったし、変に強気だったんだと思う。
頭を下げるマネージャーさんを、皆がなだめる。「誰も悪くないよ」「突然だったんだから」と相手を気遣える皆は、やっぱり優しい。
「Aさん……今後は私がしっかりと送り届けます。怖くて帰れなかったらホテルでも何でも取りますし、全力でAさんをサポートします」
『……っ、ごめんなさい、ありがとうございます、』
「それが私の仕事ですから……でも本当に、申し訳ありませんでした」
私のせいで、私の大切な人が苦しそうな顔をしている。……ダメだ、どう考えてもネガティブなことを考えてしまう。
今も酷い顔をしているんだろうなあ。アイドルは、というか芸能人は自分自身が商品なのに。このままじゃ上手く笑えないし、多分ずっと変わらない。負のループだ。
大「……俺もサポートするから！ほら、こういうのは男手が必要じゃん？任せてよ、A」
『だいき……』
薮「Aは遠慮しがちだけど、そのときに頼りたい人を頼ればいいよ。自分のペースでね」
光「うん、急がなくていいからさ、それに無理して笑わなくていいし。俺らの前では」
ずっと昔から私を見てくれている人たちの言葉は、胸の奥にじんわりと沁みた。宏太と光は、いつだって私を優しく見守ってくれるから……このままで良いんだって、そう思える。
涼「……俺もさ、いや、俺じゃ頼りないかもしんないけど」
何かを決意したかのように、真剣な瞳。じっと私を捉えて離さない涼介の目は、どこまでも真っ直ぐで、澄んで見えて。……綺麗だなあなんて、今更だけどそう思った。
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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして！コメントありがとうございます（＾_＾）どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…！私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです（ ; ; ）（笑）今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年8月17日 0時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして！昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました！メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です！！^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております！笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
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