39.キョウフ･カ･イカリカ ページ42
❁⃘*.ﾟ
そう、思ったのだが、
「「A！！！！」」
咄嗟に手を伸ばしてくれたゴンとキルアが、私を掴み崖の上へと戻してくれた。
ゴンとキルアの私を掴む手は、少し震えていた。
これは…恐怖から？それとも怒りからなのか。
「ゴ、ゴン、キルア…、そんな。どうしてそいつにばっかり…がっっ」
目に光を失ったキルアの手が、ひなたの首を掴み上へと持ち上げていた。
「…次は無いと言ったはずだよな…？冗談で言ったんじゃないぜ？お前を今ここで殺す事なんて俺には造作もない事だ。」
「ぐ…ガガ…や…嫌だ」
涙を流し苦しむひなた。周りの人達は、その光景をただただ見ているだけだった。…ひなたと行動を共にしていた、ハンゾーでさえも。
『キルア…やめて』
「キルア、ダメだよ殺すのは。…でも俺も、その人の事本気で許せない。Aが自分より恵まれている事が許せないなんてそんなのただの僻みだ！」
ゴンはそう言って、私をぎゅっと強く抱き締めた。
え……抱き締めた？
『ち、ちょっとゴン！！！恥ずかしい…！』
私の声も聞こえていないかのように、ゴンはずっとひなたを睨んでいた。
「…殺す。」
「うぁっっ！！！」
ミシッと言う音がして、我に返る。
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おじいちゃんパンチ - 最高、もっと早くたどり着きたかった名作 (3月10日 22時) (
レス) @page40 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 夜さん» 初めまして夜さん、コメントありがとうございます^^*そう言って頂けるのはとても有難くて意欲も上がります....！更新もっと頑張ります！！ (2020年7月11日 15時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
夜(プロフ) - 初めまして。作品素晴らしく面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年7月10日 12時) (レス) id: b89be4af2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃな | 作成日時：2020年5月22日 3時
