【菅原孝支】幼馴染の女子。 (ページ9)

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幼馴染 8 * ページ9

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とはいったものの。

やはり “ 幼なじみ ” という壁は厚くて、

いつ告白しようか考える。

そのときがきたら言うつもりなんだけどさ。

『ん～～スモークチキン最高！！』

「美味そうにたべんな～Aは(笑)気持ちいいレベルだべ」

『だって美味しいんだもーん！私遊園地きたら乗り物に乗るより食べる方が好きなんだよねー』

「Aらしいよ(笑)」

『孝ちゃんも1口食べる？』

きっとAはなにも考えずにこういうことをやる。

俺と小さい頃から一緒だからなのかもしれない。

「じゃーもらおーかな笑......ん、うまっ」

『でしょー？もう一個いけそう笑』

「まじで！？それはやべーよ笑」

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それからも俺らは、

チュロスとかポップコーンとか色々と食べた。

乗り物も乗ったりはしたけど、

食べてる方が多かった気がする。

「そろそろ暗くなってきたなー」

『ねー孝ちゃん！最後に観覧車乗らない？私乗ったことなかった！そういえば！！』

「観覧車...かぁ...いいよ、いくべ。」

観覧車。

ベタではあるけど、ここで気持ちを伝えるのがベストだと思う。

Aはどんな反応するだろう。

いろんな不安が頭の中を駆け巡る。

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