吉野順平ガチ勢が原作をぶっ壊す話2

これって傍から見ればハーレムってやつ？？ ページ8

『はい、出来たよ。痛くない？』

｢うん、大丈夫。それにしても君…男の子なのに器用だね……｣


魔女っ子ちゃんこと西宮桃ちゃんの髪の毛を結い終わり

彼女に手鏡を差し出す

呪術師とは言え彼女だって女の子だ、確かにあの髪型は動きやすそうではあるけれど

可愛い編み込みやハーフアップだって絶対似合うはず！

というボクよ予想は当たりまくっていた

ふんわりとカールを巻いた髪は彼女が立ち上がるとふわりと揺れ

その端正な顔立ちとのコンボとなると、まるでお人形さんのように可愛らしい


『あとは服変えてメイクすれば絶対可愛い……でもここら辺の土地勘ないしなぁ…』

｢いたいた。桃どこに行ってたのよ｣

｢真衣さん見つけましたか？…って、桃さんそれ…すっごく可愛いです！｣

｢あ、2人とも｣


ふと、部屋の扉が開かれて2人の女の子が顔を出した

2人ともアニメで見た顔の子だ


『初めまして、ボクは東京校からお邪魔している柊Aです。よろしくね』

｢東京校から…ってことは、歌姫先生が言ってた子ね｣

｢わわわ……ッ身長高いし綺麗なお顔してますね〜…｣


確か、京都校で主に見た女の子たちはこの子達だけだったはずだ

男陣は東堂くんにロボットに糸目の人に…なんて言う曲者揃いだった記憶がある

とするならそっちと絡むよりもまずは…


『そうだ3人とも、実は桃ちゃんをコーディネートしたいと思ってるんだけどここら辺のお店わかんなくて、何が奢るし案内してくれないかな？』

｢私は着せ替え人形じゃないんだけど？？｣

｢あらいいじゃないの、たまにはお洒落してるのも悪くないんじゃないかしら｣

｢あ、あの！私はオシャレとかよくわかんないのであれですけど…案内くらいなら…！｣


くふふふっ、よしよしいい感じだ

このまままずは女の子達の信頼を勝ち取っていけば……


『それじゃあ交渉成立ってことで、お願いしていい？』


※

※

※

『真衣ちゃんスタイルいいからロングスカートとかも似合うね〜、でもあえてピタッとしたズボンでもいいかも』

｢貴方男なのに服選びのセンスあるわね、京都校にいるのは勿体ないわ｣

『三輪ちゃん普段がズボンでスカート履きにくいならガウチョパンツみたいに柔らかい輪郭になるやつと短めのトップス合わせたら？』

｢ズボンでもこんなに可愛い感じになるんですね〜…ファッションってすごい…｣


すっかり服に没頭し早30分

すっかり信用されましたとさ

イェイ☆

恋煩いか、執着心か→←お互い先行き不安しかないです！！

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