五条先生なんてもん渡してくれてんだ ページ27
「あ、あんたそれ……」
『あ、歌姫先生。任務終わりましたよ』
「それはいいけどあんたその背中の鎌!まさかそれ使ったの?!」
呪具によって拘束した呪霊はしばらく暴れていたが、体術と術式を駆使して
ほぼ無傷で任務を終えることが出来だ
これボク相当強いんじゃね?もしかしたら昇級しちゃうんじゃね?
なんて思いながらるんるんと京都校に帰れば、帰還を待っていたであろう歌姫先生が
顔を真っ青にして走りよってきた
『え、使いましたけど。五条先生がここに来る時にくれたので』
「あんのバカ!!体に異常は無い!?どこか痛いとか動かないとか結晶化してるとか!!」
『なんにもなってないですけど…って、あっちょ、まってくすぐった…んふふっw』
「ほ、ホントになんともない……どういうこと…」
ボクの体を一通り触り終わった(言い方)歌姫先生は驚愕をその顔にうかべ
その後自身を落ち着かせるように息を吐いてから僕に言葉をかけた
「その呪具ね、特急呪具なの」
『おぉ通りで強いと』
「それだけじゃなくて、それはとある術師が自身の命と引き換えに術式を刷り込んだものなの」
『え』
「だからその呪具には意思があって、使用者の呪力を吸い取って自身に力を蓄えるの」
『ひぇ…』
「その呪具が異常に強いのは、その事を知らずに何人もの術師が呪力どころか生命力まで吸い上げられてその呪具に蓄えられているからなの!」
『う、歌姫先生……ボク今日1人でトイレ行けないかも…』
「でもおかしいのよ、通常1度呪力を流したが最後、死ぬまで力を吸い取られて最後は結晶となるはずなのに…」
歌姫先生はそう言ったあとスマホを取り出して五条先生へと連絡をかけた
すると以外にも数コールで電話がつながり、歌姫先生が怒号の説教をかましたおかげか…
※
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「いやぁ〜ごめんごめん、なんかもうすっかり忘れてて」
「すっかり忘れてて、じゃないわよ!!一歩間違えたらAが死んでたんだよ?!」
『首落とす?』
「待って待って本当に悪いと思ってるから鎌持つのやめて目がガチなんだって」
現在、五条先生はボクらの目の前で正座させられています
ちょっといいとこのケーキも買って来てくれたしということで鎌を下ろせば
五条先生は口を開く
「でも、Aならそれ使えるだろうなとは思ってたよ。そうじゃなきゃあげないし」
「何を根拠に…!」
「術式だよ、Aの」
その言葉に、歌姫先生は言葉を止めた
考えようとしなくてもふと思い浮かんでしまうようなアレ→←みんなこの鎌の存在忘れてたよね?ボクも忘れてた☆
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紅丸(プロフ) - arnkm46561さん» リクエスト承りました!何件かリクエストが溜まり次第一気に書かせていただきます! (2021年3月9日 7時) (レス) id: c6adbfb1eb (このIDを非表示/違反報告)
arnkm46561(プロフ) - リクエスト失礼します! 一つ目 夢主くんの女体化&猫耳 が見たいです!無理なら構わないです! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 01b2c0f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
垢なし - 自分も何週間前にありました!。吐きそうなくらい緊張しました!((おい。受験頑張ってください! (2021年3月4日 21時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
うんうん - いってらっしゃい!です!私は来年ですが頑張ってください! (2021年3月4日 20時) (レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 私もです!!お互いに頑張りましょうね!! (2021年3月4日 19時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅丸 | 作成日時:2021年3月1日 20時