【ローデリヒ】ピアノのじかん！（ほのぼの） ページ17
(夢主は子供)
「きれいなピアノですね！」
少女は窓越しにピアノを弾く男に声をかけた。
しかし、男は気が付かなかったらしくまだピアノを弾いている。
「気が付いてないのかなー？ピアノが大好きなんだね！」
そう少女はつぶやき、窓に立って静かに男のピアノを聴いていることにした。
男の演奏はとても繊細で、なめらかな音が鳴る。寸分の狂いなく演奏されるその曲を聴き、少女も幸せそうだ。
＿素敵な音色。
少女はそう思いそこから立ち去った。
＊
次の日。
「…この曲、私も知っているわ！」
近所に住む男のピアノは毎日少女の家でも聴こえる。
少女は自分の部屋からバイオリンと楽譜を持ってきた。そしてピアノの音に合わせるようにその曲をバイオリンで奏でる。
バイオリンは少女が一番得意としている楽器だった。
「ヴェー、バイオリンの音が聴こえるね。ローデリヒさんのピアノの音にも合ってる！」
「綺麗な音色ね。ローデリヒさんのピアノの音に合わせているのかもね。」
窓越しで喋る男女が少女のバイオリンについて話していた。
少女は弾きながらその声に耳を傾ける。なんだか褒められて嬉しくなった少女はバイオリンを置き窓を開けて男女に話しかけた。
「このピアノを弾いている人を知っているの？」と。
すると女の方から「ええ。」と言う声が聴こえた。
「ローデリヒさんのピアノも綺麗だけど、貴方のバイオリンも素敵だと思うわ。」
そう女は微笑んだ。
「…ローデリ…ヒ？」
「そう。このピアノを演奏していたのはローデリヒさんなのよ。」
「ローデリヒっていう名前なんだ！ねえねえ、貴方のお名前は？」
「私はエリザベータ。彼はフェリシアーノよ。通称フェリちゃん。」
「エリザベータにフェリちゃんかぁ…！ねえねえ、ローデリヒについてもっと教えて！うちに上がってもいいから！」
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ミファ(プロフ) - エリジャさん» ありがとうございます！ (2017年4月25日 21時) (
レス) id: 9307a90a97 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - ミファさん、こんにちは。イベント参加ありがとうございます！！読ませていただきましたが…ぶ、文才が凄すぎる………すごく上手いですね！！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2017年4月25日 21時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
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