006 スプリング ページ7
黒尾side
昼休み。やっくんとかと昼飯食べる時に研磨も誘おうと思って教室に行った。
研磨の席は前の方にあるが、とりあえず後ろからいるか確認する。研磨は昼もぼっちだし、多分いるだろうけど。
「わかる……あそこわからなくて何回もやり込んだ。」
『だよね。本当、初見殺し』
意外だった。話してるところはバレー部の仲間以外で見たことがなかったのと、まさかまさかの女の子……！？
しかもあんなに表情が豊かで！？
夜久「おーい。腹減ったんだけど早く」
黒尾「ちょっと黙ってやっくん！！！」
夜久「はぁ？」
若干キレるやっくんだが、そんな悠長なことは言ってられない。
もしかしたらあの研磨に、、！春が、、！
夜久「ったく何見てんだよ……」
やっくんも教室を覗く。
夜久「研磨に……」
黒尾「そうだ。春だ。」
さすがのやっくんも驚いている。
夜久「スプリングか」
黒尾「あぁ」
海「スプリングて」
つられて海も覗く。
すると、研磨と話していた女の子がこっちを向く。
俺たちに気づいたのか、研磨もこっちを向いた。
黒尾「え、なんかすごい研磨に嫌そうな顔されたんですけど」
海「というかアレ、佐紀んとこの」
海が何かを思い出したらしい。
黒尾「あ、本当だ。佐紀のとこの部員だ。」
そう言えば、何回か話したことあったわ。
夜久「お相手は伊勢さんかぁ」
海「夜久も知ってるのか？」
夜久「委員会同じだからな！」
やんややんやと話していると、研磨がいつのまにか目の前にいた。
研磨「ねぇクロ。そんなに大人数で来ないで。」
恥ずかしいから という研磨を他所にやっくんは
夜久「伊勢さんは優良物件だと思うから大切にな！」
ぐっ とハンドサインをする。
研磨「優良物件って……」
海「みんな興奮してるから許してあげて」
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名無し60145号(プロフ) - 面白かったです (4月14日 0時) (
レス) id: 36ec4df090 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - ちょー面白いです！！ずっと追わせていただきます！！応援してます！！ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
( •∀︎•` ) - 文章が詰まりすぎて読みにくいです。もう少し行間空けたほうが読みやすいと思いますよ。 (3月29日 8時) (レス) @page5 id: fc8af0127f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 読んでいてとても面白かったです‼︎更新待ってます‼︎‼︎頑張ってください‼︎ (3月27日 12時) (レス) @page21 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏翠 弥霖 | 作成日時：2024年3月5日 8時
