042 威圧感 ページ43
1人で良かったこと……
予約された新幹線の2席が(佐紀先輩の分)使える。
だけだった。
メリットは少なめだし、いいことでもない。
新幹線に乗ってからは持ってきたゲーム機を使ってゲームしたり、ゴールデンウィークの課題をやったり……と大体3時間をしっかり潰していた。
兵庫についてからは、地図やマップを使ってなんとか稲荷崎高校に着くことができた。
そういえば稲荷崎は、バドミントンだけじゃなく、吹奏楽やバレーボールも強いと京治は言っていたけど、どのくらい強いんだろう。
でも確かに校門から見ただけでも校舎は大きいし、建物の数も多い。強豪校というかんじだ。
吹奏楽部かわからないけれど、楽器の音がこの距離からでもしっかりと聞こえた。
というか、どこに行けばいいんだろう。
荷物も重いし、あんまり動き回りたくないな〜
と思っていた矢先のことだった。
？？「何しとるんですか？」
『えっと……』
話しかけてきたのは、たまたま通りかかったのだろう。
孤爪くんより身長がちょっと高いくらいで、銀髪の人だった。
この人……妙に威圧感というか……そういうのがあるな……
『バドミントン部の合宿なんですけど、どこに行けばいいかわかってなくて』
？？「なるほどな。ならとりあえず、職員室まで案内したります。」
『ありがとう……ございます』
？？「荷物、重そうなんで持ちますよ。」
『あっ……重いんで大丈夫ですよ』
？？「いや、俺鍛えとるんで大丈夫です。」
『ならお言葉に甘えて。ありがとうございます』
良かった。優しそうな人だった。
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名無し60145号(プロフ) - 面白かったです (4月14日 0時) (
レス) id: 36ec4df090 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - ちょー面白いです！！ずっと追わせていただきます！！応援してます！！ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
( •∀︎•` ) - 文章が詰まりすぎて読みにくいです。もう少し行間空けたほうが読みやすいと思いますよ。 (3月29日 8時) (レス) @page5 id: fc8af0127f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 読んでいてとても面白かったです‼︎更新待ってます‼︎‼︎頑張ってください‼︎ (3月27日 12時) (レス) @page21 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏翠 弥霖 | 作成日時：2024年3月5日 8時
