025 みてて ページ26
Aside
無事怪我なく一戦目を終えて、今は二戦目……対梟谷に入ろうとしているところだった。
対生川戦は結局、ゲームカウント2-0で勝利することができたし、音駒がどういうチームなのかもなんとなく理解することができたと思っている。
木兎「キミ、あかあしの友達でしょ！？」
『えっ、あ、はい。』
いきなり話しかけてきたのは梟谷のエースである木兎さん。
京治の話によく出てくる人物ではあったけど、生で見たのは初めてだった。
木兎「あかあし活躍するからみてて！！」
『え、うぇ、はい？』
木兎さんはそう言うが、自分自身の応援を頼むわけじゃないのか。と不思議に思った。
そして
「あかあしを見てくれ」
と言わんばかりの真剣な表情。
いや見ますけど、なんで？？？
でも、わけもわからずそう言われたので応援するしかないので、
『京治がんばれー』
と言っておいた。
赤葦「え？あうん。」
そりゃ戸惑うよね。いくら仲がよくても相手だし。
……なんか視線が痛い……
そう思って刺される視線の先を見ると孤爪くんがいた。
『どうしたの？』
孤爪「……伊勢さんはウチのマネージャー代理だよね？」
『うん。』
むすっ といかにも効果音が付けられそうな表情をしている孤爪くん。
孤爪「おれらの応援はしないの？」
ほら。こうなることはわかってるから心の中で応援しようと思ったのに！
『もちろんするよ。』
孤爪「そっか……」
それでも孤爪くんは、少し物足りなさそうというか、別の思惑があるような表情をした。
『何かして欲しいことがあるの？』
孤爪「えっ」
タオルとかドリンクとか？
普段は自分でやっていたことだっただろうから、頼みづらいのかな。そう思ったけれど、どこか違うようだった。
猫又「A、後でちょっといいか？」
『あ、はい。』
悶々と考えていたら、猫又監督に呼ばれたのでその場を離れようとした。
その時だった。
私のジャージの袖が軽く引っ張られた。
『どうしたの？』
孤爪「……おれのこともみててね。」
、、、なるほどね。さっきの木兎さんの件を気にしてるわけだ。
『大丈夫だよ。今日は孤爪くんを見に来てるから。』
木兎さんにそう言われても、本命はこっちなので程々にさせてもらうしかない。
「ありがと。」
よかった。孤爪くんの顔が少し明るくなった。
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名無し60145号(プロフ) - 面白かったです (4月14日 0時) (
レス) id: 36ec4df090 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - ちょー面白いです！！ずっと追わせていただきます！！応援してます！！ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
( •∀︎•` ) - 文章が詰まりすぎて読みにくいです。もう少し行間空けたほうが読みやすいと思いますよ。 (3月29日 8時) (レス) @page5 id: fc8af0127f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 読んでいてとても面白かったです‼︎更新待ってます‼︎‼︎頑張ってください‼︎ (3月27日 12時) (レス) @page21 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏翠 弥霖 | 作成日時：2024年3月5日 8時
