021 子守り案件 ページ22
Aside
クロ「てことで、マネージャーやってくんない？」
『誰がそんなヒロインみたいなことするんですか』
クロ「ヒロインて」
昼休みのに入った直後、自分の教室に黒尾さんと佐紀先輩が来た。孤爪くんに用があるのかと思ったけど、私まで呼ばれたのでなんの話だろうと思っていた。
話されたのは、今週末バレー部が練習試合をするからみにくるついでにマネージャーとして一日手伝って欲しいとのこと。
『今週末部活ありましたよね？』
佐紀「先生が急遽友達の結婚式入ったからナシになった」
無くなったのなら考えはするけど、マネージャーなんてやったことないし、大変そうだし、めんどくさいし正直言ってやだ。
今のところメリットは孤爪くんのセットアップ見れるってだけだ。
『佐紀先輩は来るんですか？』
佐紀「いくよ〜！」
『黒尾さん、考え直してください。子守案件が増えただけですよ』
研磨「子守り案……ッ件」
孤爪くんのツボにハマったらしい。おなかを抱えて笑っている
黒尾「研磨、笑いすぎ。佐紀に関してはやる時はやるから。な。佐紀？」
佐紀「たぶん！！！」
そう言って黒尾さんは佐紀先輩の肩を ポン と叩く。
すごい……まるで詐欺師(黒尾)に洗脳された人を見てるみたいだ……。
研磨「伊勢さん……今詐欺師思い浮かんだよね」
まだ少し笑いながら、尋ねてくる。
『めっちゃ思い浮かんだ。』
クロ「失礼ですよ〜？黒尾さん泣いちゃう。」
研磨「結局、伊勢さんこないの？」
『ん〜……』
部活がなくなったので、行けなくはないし予定を入れることもないからいけるっちゃいける。
ただ、足手纏いにはなりたくない。
『……』
でも、、、、、、
『行く。』
クロ「まじで？」
『はい。』
佐紀「？？急にどうした？」
『部活無くなったし、見たいので足手纏いじゃなきゃ行きたいと思いました。それだけです。』
嘘。
孤爪くん、ちょっと来て欲しそうな顔してた。
あぁ。孤爪くん、意外と顔にでるタイプなんだ。
でももう、そんな顔されたら、行かないわけないじゃん。
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名無し60145号(プロフ) - 面白かったです (4月14日 0時) (
レス) id: 36ec4df090 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - ちょー面白いです！！ずっと追わせていただきます！！応援してます！！ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
( •∀︎•` ) - 文章が詰まりすぎて読みにくいです。もう少し行間空けたほうが読みやすいと思いますよ。 (3月29日 8時) (レス) @page5 id: fc8af0127f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 読んでいてとても面白かったです‼︎更新待ってます‼︎‼︎頑張ってください‼︎ (3月27日 12時) (レス) @page21 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏翠 弥霖 | 作成日時：2024年3月5日 8時
