020 収集 ページ21
一時間があっという間に過ぎ、現在時刻23:00。流石にもうすぐお開きになるかな〜くらいのタイミングだった。
研磨「……そういえば、ゴールデンウィークかな？ちらっときこえたんだけど、おれら、宮城に遠征に行くかもしれないんだって。」
遠征かぁ……佐紀先輩はよく行ってるな。
『へー。どこの学校？』
もしかしたら知らなくはないかもしれない。と思い一応聞いてみる。
研磨「名前……烏野高校だった気がする」
『烏野かぁ』
孤爪くんは 知ってる？ と聞き返してくるが
『知らない気がする』
と、答えた。うん。知らないと思う。
研磨「……そっか。……まぁ宮城だし。」
あ、これ孤爪くんもう眠いやつだな。
『そろそろやめる？』
研磨「うん……おれが眠くてしぬ、、」
『私も。それにそろそろじいちゃんに怒られるから丁度よかった。』
私もなんとなく、それなりの理由をつけておこう。
研磨「……おやすみA。」
『孤爪くんもおやすみ。』
通話終了のボタンを押した直後だった。
『A……？』
孤爪くんに言われた私の名前。その一言で私は、顔が熱くなって目が冴えて来てしまった。どうしよう、色々と収集がつかない気がして、今日は寝れる自信がない。
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(一瞬)研磨side
やばい、そろそろ眠くてしぬ、、、伊勢さんと話してたいとは思うけど、頭が回らなくなる。
「おやすみA」
『おやすみ孤爪くん。』
テロリン と通話終了の音がした。
『おやすみ孤爪くん。』
伊勢さんのその声が頭から離れなくて、リピートされて、なんだか体温が上がって来たように感じた。
「っあ〜〜〜……」
普段はこんなクロみたいな奇声を上げる柄じゃない。体温が上がった原因は今日は一日中の出来事が頭の中に巡って、感情に収集がつかなくなったからっていうのもあるとおもう。
『寝よう。寝たら分かる。』
おれはとりあえず、感情への理解を放棄した。
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みりんです。こんにちは。お楽しみいただいていることを願います。評価やお気に入りに登録下くださった方には頭が上がりません。もし本当に余裕がありましたら、感想など気兼ねなく書いていってくださると嬉しいです☺️
また、こういう話がみたい！や絡んでほしいキャラなどいたら、そちらもぜひ書き込んでくださると嬉しい限りです。
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名無し60145号(プロフ) - 面白かったです (4月14日 0時) (
レス) id: 36ec4df090 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - ちょー面白いです！！ずっと追わせていただきます！！応援してます！！ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
( •∀︎•` ) - 文章が詰まりすぎて読みにくいです。もう少し行間空けたほうが読みやすいと思いますよ。 (3月29日 8時) (レス) @page5 id: fc8af0127f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 読んでいてとても面白かったです‼︎更新待ってます‼︎‼︎頑張ってください‼︎ (3月27日 12時) (レス) @page21 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏翠 弥霖 | 作成日時：2024年3月5日 8時
