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#62 女王 ページ14

『僕は言ってやった。骨が折れてもなんでもいいさ、僕はマリーちゃんを助けるだけ。
女王を削除するのがクロハの仕事なら、僕はその女王を守ってみせるって』

キド「そうか…」

セト「Aさんいいこと言ったっす!」

カノ「僕も絶対マリーを守り抜いてみせる」

シン「俺もそうだ。もう仲間を失うのはうんざりなんだよ!!」

クロ「仲良しごっこはいい加減にしろ。お前らがいくら頑張ったって俺は倒せない。」

シン「…ッなんでお前がそんなこと!!」

クロ「別にいいだろう?お前に言っても変わらないことだ。」

シン「チッ くそっ!」

クロ「さぁ、show timeだ!!」

キド「え?」

クロ「まずはお前からだ((ニヤッ」

キド「なんで、いつの間に包丁…っ!!」

その場は真っ暗だったはずなのに、見える。
その場に広がっていく紅、…血だ。

キド「A…!早く逃げろッ お前は、もともと関係ないんだよ!!」

『何それ、どういうこと…!?』

キド「ッ…!!」

キドがいきなり黙った。なんで?関係ないって何?僕の頭はハテナだらけだ。

キド「お前はッ!能力とは関係ないはずだったんだ!!

…俺らが、お前の高校にいじめを広げなければな!!!」

シン「は…?何言ってッ!」

キド「お、れのせいなんだ…俺がっ俺がっ…!!」

そこまで言って力尽きたのか、キドはその場にバッタリと倒れ込んでしまった。

カノ「〜〜〜!Aちゃん、行くよ!!」

クロ「逃がすかッ!!」

カノ「速!?」

クロ「じゃあな((ニヤッ」

クロハは持っていた銃をカノ君の額に当て、引き金を引いた。

カノ「ッ…僕がいなくなったら、君は悲しんでくれるのかな?」

走馬灯でも見るかのような遠い目で、カノ君は言った。
“君”が誰かはわからないけれど、優しい声だったなぁ…

クロ「次はお前か?」

ヒビヤ君に近づいていく。その時、僕の視界から二人が消えた…

#63 交差点 ヒビヤside→←#61 クロハ



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リル(プロフ) - 瀬戸ヲタ助さん» ありがとうございます!!!少し修正を加えてしまいましたがそう言っていただけると“last storyの方も一生懸命頑張ろう!”って思えます!わざわざコメントを残してくれて感謝感謝です! (2014年7月14日 20時) (レス) id: 301961e8c7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸ヲタ助(プロフ) - この世にこのような小説を送り出してくれてありがとうございました。1作目のギャグのノリのアウターサイエンスはすごく笑いましたけど、最後は号泣でした。ありがとうございます。セトさんが最後までかっこよかったです((← (2014年7月14日 19時) (レス) id: 72cca9a99b (このIDを非表示/違反報告)
リル(プロフ) - ありがとうございます!初めましてではないですな^ω^これからもよろしくです((ペコリ (2014年1月28日 15時) (レス) id: f0776b713f (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 初めましてなのかわかりませんが……!小説おもしろかったです!更新頑張ってください!応援してまーすっ! (2014年1月28日 15時) (レス) id: 50dc95f910 (このIDを非表示/違反報告)
リル(プロフ) - アヤさん» 返信遅くなってごめんなさい><復活いたしましたので、どうぞお楽しみください! (2014年1月18日 12時) (レス) id: f0776b713f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リル | 作成日時:2013年11月9日 16時

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