【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ30)

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冬休みの時間ページ30

「「『メリークリスマース！！』」」

パーンっと教室内にクラッカーの音が鳴り響く。

「最高の聖夜ですねぇ。2月と言えばやっぱりクリスマス」

すると時計を見た殺せんせーはもう寝なさいと言って出ていってしまった。私達は渋々ながらも布団に入った。

「よく寝ておる。よく寝ておる。よもや先生がサンタとは思うまいて」

瞬間、皆が布団から飛び出し先生を攻撃する。

激しい戦いの末、

「明けましておーめでとー！！」

女子は振袖、男子は袴にいつの間にか着替えられていた。

私の手にはだるまがあった。

………。

「…さて、あとは寝正月です」

「「なんなんだよ、この流れは！？」」

うん、私も先生の目的がイマイチピンときてないよ

本人曰く、冬休み誰も学校に遊びに来てくれず寂しがっていたよう。

…私達だって大変だったんだよ、色々。

それからと言うもの

大みそか格闘技、

カウントダウン番組、

ゆく年くる年、

箱根駅伝、

高校サッカー、

成人式、

「そして節分…と。やっと日付に思い出が追いつきましたねぇ」

『…はぁ』

相変わらず速いなぁ、

「これで年末年始は思い残す事なし。安心して次の段階へ進めますねぇ」

バサバサと服から出したのは高校の過去入試問題集。