【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ25)

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「不運…!!あんな近くに落ちてるなんて」

カルマはナイフを渚に向かって振り下ろ

………そうとしたが、

「…………！」

＿＿ザクッ

ナイフは地面に突き刺さる

「ギブ…降参。俺の負けだよ、”渚”」

「～～～～～～!!」

「ゲフッ……聞けって!!(汗)」

「そこまで!!赤チームの降伏により青チーム…殺さない派の勝ち!!」

「「おおっしゃああ!!」」

私はフーっと肩から力を抜いた。

『……負けちゃったか』

負けたのは悔しいけど、

なんでだろう……。

凄く気分が軽い

「…あーあ勝っちゃったよ渚」

隣にいる莉緒がボソッと呟く。

あのカルマに勝つなんて……凄いよ渚！

私は視線を2人に戻す。

2人は手を取り合い笑いあっていた。良かった。これで本当の『友達』に慣れたね。

サーッと暖かい風が吹く。そのせいでカルマの髪が揺れた。真っ赤な太陽みたいに熱い髪が風と一緒に揺れていた。そして渚に向ける太陽のように眩しい笑顔。

＿＿ﾄﾞｷｯ

『………？』

何？

なんか…胸が熱いっ……

カルマを見てると顔が熱くなるっ…

どうしちゃったのかな？…私。