【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ22)

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過程の時間ページ22

「先生の事など忘れてしまいなさい!!そこにあるのは君達自身の答えです!!」

それを合図に2人の戦闘が始まる。ガッと2つのナイフが交差される。

「殺す!!」

「助ける!!」

カルマは勢い良く渚を蹴り飛ばす。だが、渚は受け身を取りナイフで構え直す。

……渚だってしっかり成長してるんだ

「…パワーの差は圧倒的だな」

「…そう。ナイフを当てれば勝ちですがカルマ君のケンカ技はそこまでの流れを有利に運べます」

一方で渚君はどうでしょう？、と渚に注目する

「…！猫騙しの準備」

「しかし当然カルマ君も気づいている。彼相手に決めるのは至難でしょう」

今度はカルマから動いた。ナイフを勢い良く振りあげながら攻め、渚も交わしながら攻める。ナイフ同士が交差するが両者中々当たらない。

「(下手に受けるとうっかりインクがつきかねないな)」

カルマはもう一度渚に蹴りを食らわす。渚は苦しそうに飛ばされる。倒れる渚に上からナイフを突き立てる。…が、

「(今だ!!)」

カルマのナイフを足で蹴り飛ばす。

「ﾁｯ……」

「(上手い!!…ナイフを…)」

チャンスだ…。だが、簡単には行かない。カルマは勢い良く渚に頭突きを食らわす。衝撃で渚もナイフを手放した。

「「……ッ」」

『…痛そう』

あんな猛烈の頭突き…私だったら気絶するかも。

2人共武器を落としてしまった…でも渚はもう1本あったはず

渚がナイフを抜き取ろおとした瞬間それを阻止するようにカルマが体当たりする。

渚はフラフラよろけながら頭を支える。

「抜かせないよ。そのスキあったら殴るから」

「気絶させてからゆっくりトドメ刺してやるからさ！」

、とカルマは何度も何度も渚の腹を蹴り上げる。

「…ッ…うっ…」