10〜カルマside〜 ページ21
カルマside
……人畜無害な小動物だから、
ケンカっ早い俺が警戒しなくて済む数少ない人間だった＿＿＿＿。
でも、
今思えばそんな渚君と距離を置いたのは……
当時からザワつく部分があったんだろう
とある放課後にAと渚君と立ち寄ったフードコートで。
「…あっれ。どこ座ってんだ」
油断できる奴なのに
「渚く＿＿＿＿…っ!?」
刹那、後ろから何かで貫かれるような感覚が襲った
「ここだよカルマ君。気づかなかった？」
平然とした様子の渚君
油断できない『何か』があった。
いつか寝首をかかれるかもしれない『何か』
俺と違って正直で良い奴だから…
そんな不安はないと思ってた
なのに…
引きづり出して潰しておきたい
得体の知れない『何か』を持っていた。
＿＿『何か』が怖い
けどケンカや勉強で勝っても意味が無い
明らかにそれとジャンルが違うから
…そんなやりにくさから…
気がつけば疎遠になっていた。
…Aにも訳を話して渚君と接する事を防いだ
ピタッと歩めていた足を止める。あちらも止まったようで俯いていた。
その相手とこの3年生で初めて暗殺という同じ舞台に上がっている!!
勝たなきゃ…
自分の意見は通らない…!!
俺達2人の間に冷たい風が吹いた。クラスの視線も感じる。
……暴れてやろうじゃん？
両者共に容赦は無い。
「「ねじ伏せてやる!!!!」」
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赤羽業&愛未 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (
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赤羽業 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page2 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリ | 作成日時：2021年4月3日 19時
