【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ2)

今日:25 hit、昨日:28 hit、合計:44,311 hit

殺し屋達の時間ページ2

殺せんせーの提案に皆少し不安そうな顔をする。そんな皆に先生は優しく言った。

「先生はね。大事な生徒達(暗殺者達)が全力で決めた意見であればそれを尊重します。最も嫌なのは、クラスが分裂したまま終わってしまう事…。先生の事を思ってくれるなら…それだけはしないと約束して下さい」

磯貝が前に出て此方に振り返る。

「どうする？」

…武力で勝負。暗殺で勝負。平和主義の私からしては非常に難関だが。自分の実力を試せるチャンスだ。

私は頷いた。続くようにクラス全員が。

「…よし。これ(戦争)で決めよう。“殺す”か“殺さない”か」

「OK…じゃあ俺から選ばせてもらう」

「私も」

「必殺を目指して必死に頑張ったから…俺等は成長できたと思う。誰が何が俺等を育ててくれたのか…」

「そこから目を逸らしたくない。だから…暗殺を続けたい」

【赤：殺す派】

　千葉龍之介

　速水凛香

「千葉君…速水さん」

「私はさAと協力して殺せんせーを殺そうとした時、後悔したよ。この先生にはもっと長く生きて欲しいって多分お姉ちゃんの血筋だから…同じ事を考えたんだと思う。だから私は…殺せんせーを守りたい」

【青：殺さない派】

　茅野カエデ

心なしか渚がほっとしていた。