イチ×ノ×サンジュウナナ ページ38
Aside
このホテルは貸切で、最終試験の会場らしい
最終試験はトーナメント方式
勝ったら抜けられる、負ければまた試合……
絶対勝ってやる
試合相手の発表をされた
『え』
私の相手兄さんかよ!
まあさ!
なんとなく兄さんの確率高そうだなって思ってたよ!
あの爺さんやってくれんな
はぁ…で、私か兄さんどちらかが負ければクラピカとやるのね
『兄さん』
ヒソカ「ん?」
『念と武器の使用禁止でやり合おうよ』
ヒソカ「嫌だ♢僕にはAを傷つけられない♧」
『私も嫌だよ、でも、久しぶりの兄妹喧嘩的な感じでやろうよ』
ヒソカ「考えておくよ♤」
審判「第2試合 ヒソカ対A 前へ」
審判「始め!」
『で?結局闘うの?』
ヒソカ「うん♤Aがどれくらい強くなったのか知りたいしね♧」
『じゃあ、すいません』
私は審判の方に話しかけた
審判「はい?」
『これ、預かっててください』
審判「トランプ、ですか?」
『はい、兄さんもだよ』
ヒソカ「わかってるよ♢」
「わかりました」
『よし!念もダメだよ?拳と拳の勝負!
いい?』
ヒソカ「あぁ♡」
私たちは目を合わせて微笑んだ、それが始まりの合図だった
ヒソカ「成長したね♤」
『そりゃあ兄さん見てますから』
兄さんは男だからなぁ、手が大きい分範囲がでかい
私は小さいけどその代わり隙間に難なく入ってく
『ハア、痛いなぁ』
ヒソカ「フゥ…加減はしてるよ?」
『兄さん、余裕なさそうじゃん』
ヒソカ「ああ、まるで自分と闘っているようだよ♧
負けちゃいそう♢」
こうは言ってるけど、明らか私の方が傷が多い
兄さんは嫌だと言っていたけどきちんと攻撃もしてくれる
私はニッコリ微笑みながら
兄さんに愛の籠った飛び蹴りを食らわした
めっちゃ吹っ飛んだ
『どう?兄さん、私の愛の籠った蹴り♡』
ヒソカ「流石だよA♤」
やっぱり早いな
喋ってるうちに私の背後にいたのか
『ねえ!これは違うでしょ!』
なんで、今抱っこされてんの!
ヒソカ「A、あんまり暴れるとスカートめくれるよ♢」
『…スカート不便ん"ん"!』
ヒソカ「可愛いなぁ♧」
『離してって!!』
ヒソカ「!?…すごい力だ♡」
兄さんの腕を私は精一杯広げた
『抜け出せた!』
『ちゃんと戦って!!!』
と私は兄さんを攻撃してる
ヒソカ「おやすみ♤A♧」
そこで私の意識は途絶えた
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ツバキ(プロフ) - イチ×ノ×ニジュウゴのアナログ時計の謎解きの部分なんですけど3番目に『↓ + → = 3』と書いてありますが、この計算の場合『↓+ → = 9』か『↓− →=3』になるのでは?間違っていたらすみません! とても楽しく読ませていただいてます! (2020年9月17日 5時) (レス) id: 38cae1e3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ムッ君(プロフ) - 勿忘草さん» ありがとうございますww (2020年7月19日 12時) (レス) id: 2630a31964 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 凄い面白いです!凄い!まともな人が居ない! (2020年7月19日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ムッ君(プロフ) - 立花あやさん» 面白いと感じていただけて嬉しいです!頑張ります! (2020年5月15日 19時) (レス) id: 2630a31964 (このIDを非表示/違反報告)
立花あや(プロフ) - 面白かったですっ!!更新楽しみにしてます!(*´∀`) (2020年5月15日 19時) (レス) id: d8d0efb8dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ムッ君 | 作成日時:2020年5月10日 16時