＜名探偵コナン＞降谷零の兄は今日も悪夢を見る

31 ページ33

『そんなに美味しかった？』
新一｢すっげーうまい！｣

どうやら新一はカフェオレが気に入ったらしい
最後の一滴まで残さず飲んでいた

『お口にあって良かった｡それと、この間お菓子を買ったんだけど良かったら食べてみて』

そう言ってこの間買ったお菓子の袋を開ける
そうそう、お菓子を買いに戻ったコンビニで店員さんが｢在庫が1つ残っていたので、これ良かったら｣とご好意で売り切れ続出中のお菓子も買えた｡

新一｢これどこも売り切れてて買えないやつ!!
どこで買ったんだ！？兄さん！｣
『近くのコンビニでね､店員さんが最後の1つくれたんだ』

パクパクと美味しそうにお菓子を頬張る新一を見て笑ってしまう｡この間会った快斗くんもアイスを食べているときそんな顔をしていた

そういえば萩原さんと松田さんに連絡入れてない事を思い出し新一が帰宅したあとに連絡を入れようとスケジュール帳を確認する

するとそこには自分で入れた覚えの無い予定が数個記入されている。筆跡で大体分かるが普通勝手に人のものに書くかとおもう

新一｢なぁ、兄さん｣
『どうしたの？』
新一｢今度友達連れて来てもいいか？｣
『お友達?勿論いいよ』

新一はどうやら学校で僕の話を出したところその友達に会いたいとせがまれて断れなかったらしい

新一に空いている日を教えて空いている日だったらいつでも歓迎するよと伝えると空いている日全部行く!と言っていた

それから時間がたち夕暮れ時
新一｢じゃあな！｣

やはり小学生を1人で返すのは心配なので家まで送って今はその帰り道

その時だった歩いた少し先で悲鳴が聞こえこちらに走って来るのは黒いサングラスに黒いニット帽マスクをかけ腕には女性ブランド物の鞄
こっちに走って来る男は僕に気付くと刃物を出し突進して来る｡そしてもう少しで刃物が僕の腹部に刺さるという所で今度は犯人らしき男の短い悲鳴が聞こえた

謝罪＆お知らせ→←30

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す